2004年5月1日 　　

■2003年4月から2004年3月までの投稿作品を対象に、独断と偏見でもって決定される年間ベストぺんてかを、dorminさんに与えます。

圧倒的な投稿数と、そして、「投稿者」という立場を忘れているんでは？と思わせるほど、自分の作品世界をこれでもか、これでもかと私に見せつけてきた人、dormin。（掲載のフォントに文句までつけてきたし）。
「現代詩人」を揶揄しているように思える dorminこそが、ぺんてか投稿者の中では最も現代詩人的であることが、いつも気になったけれども。 dorminの言葉は、すさみ汚れているようでいて、その中に（心の）ウツクシさを見ることができた。私が詩を読むときの悦びは、そういう時にあります。
dormin、もう投稿は卒業です！
ベストぺんてかへのＱ＆Ａに答えて、次のステップへお行きなさい。ただし年に数回はリキサクをぺんてかへ提出すること。

■以下は、dorminより、受賞のヨロコビと戸惑いの言葉です。

ヨロコビの言葉 この度は『2003-04年間ベストぺんてか』を頂き有り難う御座居ます。 詩を書くことは、二十九歳で始めたので殆ど三十路に入ってからで、 わりと遅いスタートなのかも知れません。実はＮＹテロのあった年 あたりの一年間、私は非常にヘヴィーな精神状態にあり詩を書く事 ができずに、正確に言えば、もう二度と詩を書くことはないという 状態にありました。そんな一年間を過ごした後、ある日思ったのが 『一生かかって、何かできたらそれでいいんだ。』ということです。 何かがふっきれたのです。名作をモノにしようとか、そんな気負い とは縁を切って連続性のなかで継続すること、そこに賭けてみよう。 そんな、ある日ぺんてかを覗いて見ました、相変わらずやってるな と思いながら投稿したところ、返事はこなかったのですが数ヶ月後 掲載の知らせが届いたので、それから毎月のように投稿するように なり、現在に至ります。なので、今回ベストぺんてかに選ばれても 自分としては、作品の質云々以前に、連続性のなかでの継続という 姿勢が理解されたということだと思っている次第なのです。 戸惑いの言葉 とまどいのコトバ・・う〜ん、ベストぺんてかになると 投稿を卒業しなければならないようですのですが、 今後も、チャレンジャーとしてのマインドを失わなずに パワーある作品を発表していきたいですよー、え〜ん、 ぜんぜん戸惑ってないなー、えっと、ま、そんなところです。 でも、是を期にぺんてかの投稿作品が読めるようなので、 それは楽しみにしてますっ。

■恒例のベストぺんてかに密着Ｑ＆Ａは、追加でいれます。お楽しみに。

密着Ｑ＆Ａ UPしたよ（2004.5.8）


■dormin作品　＊赤字はヒグチのベスト５作品なり。読み返してみると、「雨情ウィークエンダー」や「ヴァイオレント'71」などピカイチにならなかった作品が私は好きなのだった。人間味が感じられるからかな。

2004.3掲載「カラスカットスクラッチノイズレコード」
2004.1掲載「31231→40101」
2003.12掲載「ヴァイオレント’71」
2003.10掲載「アスピリンペインキラー＆ステロイドビッグバン／（原始的で凶暴なリズムと極彩色のどぎつい音色で構成された全く野蛮な詩情）」
2003.8掲載「凍原ステレオフォニック」
2003.6掲載「パーテイージョーク、午前午後。」
2003.4掲載「雨情ウイークエンダー」

2003.3掲載「チャイム（sideＢ）」
2003.2掲載「５０ＨＢ（フィフティ・ハーフ・ブリード）」
2003.1掲載「挽歌β」
2002.11「「風」ver.2002」

2000.12「白鳥の唄が聴こえる」


■dormin プロフィール
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