投稿作品
dormin(A)

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31231→40101

だれかいる

冷たい

ふたつの

知らないところに

繋がっている

線路の間に

石の上に

仰向けになっているのは

がらんどうの

僕なのか

ニューロンと

シナプスが

どうにかなっただけのこと

つまりは轟音のなかに

しろい

透明な

水色があり

騒々しい

大きな状態が

通り過ぎてゆくのです

轟音は

大きいのですが

猛スピードで

通り過ぎてゆく

線路の幅を

繋がっている

知らないところへ

向かって

突き進んでいくことを

目的としているので

ぼくが

線路の間に

いることに関係なく

通り過ぎてゆきます

その轟音に

おり重なっている

ひとつ

ひとつの

要素は

むしろ単純で

そして清潔な

しろい

透明な

水色の

印象なのです

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