＊おまけのかたち。遊戯場 2002.1-8
夏のお嬢さん(8.22)
元気なんですよ。ただただ長時間屋外労働でくたびれているだけ。それからいろんな理由で感傷的になっているだけ。気にかけてくれる人が離れていかないように、あるいはつれない人だと思われたくないという理由から、予防線を張るのはやめよう。満足できる状態ではないけれど私はじゅうじつしています。昨日、死んでしまった同級生の形見のネックレスをつけて勤めに行った。ごめんね、という気持ちをふり切った。ともに生きるよ、そう思えた。
この夏は働いてるなぁ、
それだけの実感。
ほんとうは働くのキライ。一生怠けて暮らしていたいと願う気持ちがあるのだけれど。
なりふりかまわずの夏。
占い師といっても、ちぃっとも神秘的でありゃしない。「売り上げ！売り上げ！」とハッパをかけられ、自分でも冬に備えて蓄えようと無理をして１日３０人、４０人を相手に喋りっぱなし、強引な呼び込み。作った笑顔で「希望・勇気・自信」の押し売りをした（ウチのカイシャのキャッチコピー）。かっこわるいったらありゃしない。私のスタイルじゃないワ。
（祈ってはいたよ。 輝いて、と。）
ただサ、一生懸命っていいもんなんだね。
堪え性のない私でもやれば続くんジャンって気になる。単純。受験以来じゃないか、こんなに自発的にがんばってんの。思い出すと気が遠くなりますが。新卒で大きな会社で働いていたときもがんばってたけど、それはただただ失敗しないため失望されないためダレカの期待に応えるためだった。だから結局辞めてしまった。それからいろいろ働いてたのも、ただただツッパっているため、ダレカから「食わせてやっている」と言われないため（子どもの頃、父親がそう言っていた）。そうして稼いだお金をむなしく使っていた。だからダレカと暮らしているとき、私の方が働きすぎているとヒステリーをおこした。結局続かなかった。詩誌づくりやイベントも、がんばってはいたけど、夢中になっていたわけじゃない、何かをやっている人でいないと存在意義が感じられなくて心もとなかったからじゃないか。
やっと、働いていることが自然になった。何をやっていてもいい。嫌いなことじゃなければなおさらいい。人からどう評価されようとまあいい。そんなことをこの年になって自覚しているんだもんなぁ。精神年齢低すぎ。アキレル、けれどこのままいければ、自分がダレカの犠牲（！）になっているとか考えなくなっていけるかもしれない、働いているからやりたいことがやれないと焦ることも減るかもしれない、そうして必要があれば後ろめたさなく休んで、また働きはじめることもできるだろう。ひとつのことに一生懸命になれればこれからでも別のことにも一生懸命になれるんじゃないかと思えてくる。珍しく楽観的。猛暑に脳が焼けたか「希望・勇気・自信」に逆洗脳されたのか。一生懸命やったところで不安定なのは変わらないんだけれど、なんか自信がついてきたような。
しかしこんなことを他人様に向かって告白などしている私は本当に成長が遅いのです。そんなだからキミと話があうのだとしたらありがたいことですが。また、ジャバラの歌を歌っておくれ。ときどきは（おおいに？）サボって、気の置けない人たちとおいしいものでも食べることがこれから先一度でも二度でも増えるならそれに勝る幸いはない、そんなふうにようやっと思えるようになったのでした。しのびよってくる老化と追いかけっこをしながらさいごまで成長していけたら、おもしろいよなぁ。呑気になってきてるのかなぁ（そもそもこれが老化ジャナイカ？）。また躁鬱だと言われちゃうねぇ
私のことを覚えている？
覚えていますか
覚えていますか
覚えているよ
思い出しているよ
返事を出さなくてごめんなさい
あやまらなければいけない人たちがいて
私はしあわせものだ。
しあわせものだという顔を鏡に映してみる。
このしあわせもの！冴えない顔してンじゃないよ
私がどんな顔しているか思い出せる？
あなたは
パソコンの前に久しぶりにゆっくり座った。休み。というより、サボリ。
声が枯れて。
季節は移ってく。がんばろう
(8.18)
♪月が遠くで泣いている〜 Coccoの歌、声が出なくて恥ずかしい思いをしている私の肩を抱いてサザンなんか歌ってた人がいたなぁ、ああ恥ずかしい。時間はどんどん過ぎていってしまう。デモその時間がなくなってしまったわけでもない。ときどき思い出すよ、そう目くばせできる幸いだけを残して、かたちで残っているものを捨てていく。むなしくて毒づいた、昨夜、激しい稲光におびえて、その人は私の手首をつかんでどんどん走っていった。どこへいくの。このまま拉致されてもいいよ。すべて忘れると言ってもいいよ。嘘ダケド。ずっと好きでいてくれなくてもいい。もう充分なんだ、自分のためだけにいきるのは。
「自分のことが後回しになっていく毎日は／なぜかとても暮らしやすい」 同年代の小林泰子さんの詩集「ウォーターカラーズ」を読むと、私の自覚って遅れているなぁと思います。♪でも大丈夫〜もうあなたは私を忘れたから〜 あいかわらずCoccoを聴いちゃうわけですし。
8月は、月・金曜以外は八景島にいます（若干変動もアリ）。2002.8.2
毎日陽に焼かれていて、からだが熱を帯びている。冷房をかけたまま眠ると、皮膚は他人のように冷えても、からだの内では放熱をつづけてる。熱が離れるたびに、熱を持たせた出来事がツと離れていく。離れていくとき、鮮明に浮かび上がって、遠くなる。どこか別の土地にいるみたいだ、夏になると。
毎日降るか照るか、最高気温１℃の違いに一喜一憂する。新聞の天気予報を見ると、あとの記事は猫の餌を置く敷物になる。こうしていつか首をしめられていたりするのかな。嵐に身構えるときのひとの体のかたさにひかれる。（7.18）
まだまだ失礼しています。
７月は月・火曜（＆20日の日本牛乳党野田大会）以外は八景島でいぶされています。言い訳シナイ、意気地のない人はキライ…、そんなことばかりこだわってる頭を台風で洗っちゃうかな(7.10)
6月は八景島シーパラダイスにめいっぱい通ってます。(22、24日のぞく。27日はダイエー碑文谷）
潮風に吹かれて。なんでこんなところにいるのかしら〜ん状態。
今があふれるほど過去もせりあがってくるのはなぜ。なんてことを深く考える間も根気もなく。あちこち無沙汰で失礼してます（6.20）
いっぱいいっぱいになってきて、細切れな時間にパソコンに向かっても集中できない。自分や他人に約束した半分もやれてないや。そんなふうに思うと背中が痛んできてますますはかどらない。雨がザと落ちてきて、美容院へ出かけてしまった。
重たい雨音のなかで今朝みた夢がよみがえってくる。最初、その人が誰だかわからなかった、あんまり唐突で、あんまり自然に話しかけるので。いろんな品物を並べて私にみせる。あれ、私たちまたこんなふうに話しててよかったんだっけ。何を言ってるのかわからないという顔であなたは笑う。ほんとに調子がいいんだから。夢っておかしいね。きっと、さようならを言いたかったんだ、私。そう決めた。私がさようならと言ったらそれが本当のさようならだから。
美容院の渡辺サンは、意志の力で風邪をなおした、なんて、いつもながら強気の発言と心地よいハサミさばきで私の頭を軽くしてくれる。「お客さんからいろんな話を聞けて学びながらそれでお金までいただける、いい仕事」そんなふうに満足そうな人を見るとやわらかく元気がでる。私すごくくたびれていたんだな。雨があがって。久しぶりに野菜や卵を買って、用水路沿いをぶらぶら帰った。木の枝のあいだにハクセキレイが見え隠れする。５月はなんだか長かった。なのに、６月はあっという間に１週間が過ぎてしまっている。これからのウラナイのお勤めは、新しくできた八景島シーパラダイス店がメインになる。毎日カップルと子どもとペリカンを見て働いて、そうして夏がくるんだな。大切にしたいと思える人を大切にしたい。
５月分の更新がとても遅れていて、寄稿者の方にはすみません。少しずつ進めています。６月分はそれにプラスする形でＵＰします(6.5)
去年の今ごろはどんなだったかな、と、手帖を繰る癖。去年よりはマシ、とか、去年はヤル気あったよなぁ、とか、ふり返って、それでも一年よろよろとやってきていることでよしとして、今を続けることに戻る。今日は久しぶりに（変な）カイシャで研修。「自分が幸せになってない人が幸せを説いても説得力がない」。そりゃそうです。「ヒグチさん、わかってるのかね!!」。んーー（ナンデあたしにフルんだよ）。あたくし分相応にはしあわせなんじゃないかと思っておるのですが。いろんな経験させてもらってるし。（バカッ）正直に生きてるし。おカネは足りませんがアイスは食えるし。脳細胞磨耗の速度が追いかけてくる辛いデキゴトをふり切る勢いだし。しみてくる滋養のようなさみしさも味わえるしサ。どうだ！ 苦しみ続ける体力ももう残ってないぞ！ 極楽行きの電車にのって安全マスクの夢をみた（5.28）
実際の便所の落書きについて。最近の駅のトイレはきれいになった。快適だが、あれらの毒気は今はどこで発散されているものかと思う。落書きへの返事を書いたことが２度あります
「思い出作りだ。つきあいなさい」と言われて家族旅行。終わってみれば、父親の後ろ姿が目に焼き付いて。「パンダみたいな目した」人たちのあいだを縫って原宿駅。一度もふり返らずに駅の中へ入っていった。どんな言葉を費やすよりも、雄弁な無言もあるのだな。ごめんね。いつまでも安心させてあげられなくて。声に出しては私も言ったことがない。関係のないことばかり、菊の植え替え方なんかを、ずうっと喋りあっている。(5.20)
親しい人にしか話さないようなことを書くので当惑する、と、言われることがある。親しい人にも話さないことを書いてしまうのだと思います。おゆるしください。と答える。
本や映画の感想なんかをホームページに書いている人の気がしれない、と、聞くことなんかもある。あ、耳がイタ、でも私は結構好きだよ、いわゆる"便所の落書き"にも、なんか慰められることがあるんだよ。と答える。
大阪で催された詩書の即売・交流会ポエムバザールへ行ってきたら、気が抜けて呆け気味。猫も眠たい曇天つづき。「キテ。」の発送を、ゲストの北爪満喜さんが分担してくれたので、（自分の分はまだこれからだというのに）ひと仕事終えたような気になっている。ソレジャダメデショ。ビデオで映画「けものがれ、俺らの猿と」（町田康の文体が目に見えるよう）と、今村昌平監督の「神々の深き欲望」。けもの系だな。
今村監督作品が、好きかといえば、好きではない。「楢山節考」。二度と観たくはない。観たくはないがすばらしい映画。失いたくない人。80歳を過ぎても「オレだっていい男がいれば抱きたいわや」と言っていた山育ちの祖母を思い出す。本土復帰前後の沖縄を舞台にした映画「ウンタマギルー」のラストシーンも思い出す。畏れが消えてのっぺりとあかるい場所が残った。形を変えたさまざまな人口調節は続くが、神さまは見えない。「けものがれ、」も監督名忘れちゃったけど、そこでそびえたっていたのはツートンカラーの巨大大仏。（5.13）
気分の切り替えってむずかしいな。
和歌山からのメールの文面が目の前で泡ぶくのように融けて消えたのは、超常現象ではなくハッカーなのかしら、と考えてみる。メールの中身なんか全部読まれてしまっていると想像してみる。薄気味悪いが、気楽にもなる。私の欲望や行動や矛盾やつながりのある人たちとの関係性の推移や何もかもを、ずっと見ていなければいけないつきあっていかなければいけないのが私だけでないと思うと。荷が軽くなる。
呪文を唱えてみよう（5.7）
恥ずかしいことだ。消したい。消さない。仕事へ出て呼び込み。寒い。抵抗するように声が大きくなる。「いらっしゃいませ！ 手相をみていかれませんかぁ。ただいま800円で総合鑑定しております。」 近くの螺旋階段の流れの効果かエコーがかかる。ノッてくる。「あ、手相、見たことある？ ないんだったら一度うちで見て。おもしろいよ！」「あ、あ、あ、つないだ手と手は離れそうにないけど、チラシさ、もうひとつの手で持ってって。恋愛運は占う必要なさそうだけどねー。一回来てよ」。カップルはニタニタ笑ってチラシを受け取ってくれる。「財運、結婚運、仕事運、どれだけ見ても800円、ほんとは800円なんかで見たくないんだけどねー！」「待ってるよっ」と、高校生の肩をポンと叩いたりする。かつては盆踊りでもなければこんな気分にはなれなかったものだけれど、私。体を動かす仕事はいい。おずおずとお客が寄ってくると血がたぎる。さあこい。喋りっぱなし。疲れない。ずっと声を出していたい。チラシをまきちらしていたい。他店のスタッフとがんばろーぜとエール交換していたい。家に帰りたくない。カップルは熱い。ぐちゃぐちゃしてても二人はいい。赤ちゃんはかわいい。必死に買い物。くたびれきってても家族はいい。仲間はいい。泣かないで、年上のひと。今日は非常にハイだった。しあわせでいたいとものすごく思った。しあわせになりたい、ではなくて。しあわせでいるんだとバスに揺られながら思っていた。(4.28)
３年ぶりで「キテ。」ができた。完全版下で入稿したのに、新しく印刷を頼んだ会社の人は、親切心から、罫線の位置を変えてしまっていた。それはそれで、後から見直すと悪くない。けれど、私は電話口で激しく憤ってしまった。いつも印刷を頼んでいた人なら、こんなことはしないと思ったとたんに取り乱した。「キテ。はできそうですか」と、ずっと気にしてくれていた。その人はもういない。どうして。片付かない怒りを、関係のない人に向けてしまった。恥ずかしいことだ(4.27)
「チッチャーノちゃんは元気ですか」と、その人は便りをくれたことがあった。一番親しくしていたのは私なのだろうか、私はどうすればよかったのか。チッチャーノの写真とテレフォンカードを送った。電話は来なかった。チッチャーノはとてもとても元気ですよ
5月出番表(.5/12現在)店舗の詳細はＨＰへ
ダイエー碑文谷店 2F 5/20(火)、29(水) 10:00−18:00 東急東横線都立大学駅と学芸大学駅のまんなか(徒歩15分)目黒通り沿い。目黒駅からバスあり ＰＡＷかわさき店
１Ｆ5/1(水)、2(木)、3(金)、6(月)、8(水)、10(金)、12(日)、15(水)、17(金)、19(日)、22(水)、24(金)、26(日)、31(金) 10:00-翌朝02:00
わたくしのキンムは水曜20:00-02:00、金曜10:00-18:00、日曜14:00-21:00
*2(木)は10-18 6（月）は20-02 19（日）は20-02
JR南部線川崎駅西口からバス（56番,55番など）約6分、「正教寺」下車、徒歩1分。川崎市幸区神明町1-44-1 １号線沿い。2Fは24時間営業ドン・キホーテ
今日、「相田みつを美術館に行って泣くだけ泣いてくるの私ってバカなのよ」と、いつも落ちついている女性がそう言って笑った。駅前で有事立法反対の署名。ベッカーズでホットコーヒー。寒さに体縮めて帰宅。すぐテレビ。追悼文の依頼がある。正直な気持ちは、「イヤダ」。だけど書いた方がその人は喜びそうな気がする。そうなの？その人。わからない。考えたくなくて電話でどうでもいい話。「イヤダ」。私は優しい人ぶってるだけ、何度もそう思い知らされる。懺悔の場としてのおまけ。その人の愚痴をとことん聞いていればよかった。ただただ聞いていればよかったんだよ。いつも途中で辛抱できなくなって突き放す。絶望した人を置いてきてしまえる、そういう私はぜったいに死なないんだよ。居直るおまけ。甘えんじゃねぇよ。甘えてよ、もういちど。何を書き足したところでおまけ。今度はもっとがんばってみるよ。しゃあしゃあと。あくまで自分のためのおまけです。だからなんなの。嘘っぽくてもいいや、かなしいよ。こんなことを時間かけて書いたり消したり。すべて自分のためだ (4.26)
ああ しかし と なぜ私は いふのだろう そのひとは だれでもいい と（4.15）
調子よく飛ばす３日間があり、鬱々とこもる３日間がある。♪大波小波で風ふきゃ回そう〜 大縄跳びの中へ子どもの頃は上手に入れなかったが、今は様子を見ぃ見ぃ波に身を任せる。回想できることはしあわせなこと。立原道造さんも長生きしたらもっと違う詩を書いただろう。「さびしき野辺」の上記の箇所に傍線を引いたのは中学２年生、生臭さをハートマークやフリルでくるんでた頃。７月５日と色鉛筆で日付が入れてある。揺られていても、自分にとって何が一番譲れないことか、思い出せれば沈まないはず。今年の７月５日も平穏に過ぎますように
その人について、思い出すことはあっても、楽しかったときを思い出せない。昼間の散歩途中でビールを飲んだ。よく散歩していた。旅行へ行った。猫に話しかけた。だけど相手は私でなくても、たとえばあなたの妹とでも同じように楽しく過ごせるでしょう? そんなふうに考えてしまっていたからだな(4.8)
今日は妹の誕生日。忘れてはいけない日。
ひとまわり年の違う弟の生まれたのは３月。魔法のように目の前に現れたにくしん。きょうだいの確執を憂うよ。恨みの連鎖。けれどあなたがたの恨みが私を本当の独りにさせないことに、感謝しなければいけないと思う。しあわせになってほしいと思ってるんだってバ。だから私のことも思えよ。（書いててコワイ。）
「滑稽なものだな」。体に最初に触れたとき、その人は言った。忘れることはない。それは聞きたくなかった私の声でもあったから(4.3)
私は今でも滑稽さの海にいる。浮き上がったり沈んだり。気づくと下車駅を３駅も乗り過ごしていた。眠っていたわけでもないのに、ときどきぼんやりしてしまう。滑稽でないことはどんなこと。
新宿の店は、駅の目の前のビルの死角にある。以前は公衆電話を置いていた階段途中のデッドスペースを無理やり部屋に改造したのである。その階段はタイガーマスクの新聞配達の拠点であった。「お近づきの印に」と、写真をもらった。
その人は教えてくれた。政治や社会について参加の仕方、異議の唱え方。安くて新鮮な野菜や魚の買い方。手早く作れる酒の肴。毎日のやり過ごし方。そうして私が自分の方法を得る方法、それはその人の手を離すこと（3.30）
なに寝ぼけたこと書いてるのかって？ だから、正しいこと言おうなんて思ってないんだってバ。 雨、あがる。建設現場で機械がギュイーンとうなっている。スカート久しぶり、でかけてこよう。
高校の美術の授業でレコードジャケットを作る課題が出された。私はタイトルを迷いなく「EASY WORLD」に決め、街やモノや人の顔など四角い切片のコラージュで作った盤の上に、金色の絵の具を吹き、腕を高く掲げ旅だとうとする翼のある女の人を貼り付けた。拙い作品だったけれど。最近になって思い出されるその人の腕の長さ（3/28）
社民党はなんて頼りない党なんだろう。辻元清美さんは正しくないことをしたと思うが、毅然としていてほしかったとも思うが、それ以上に彼女の後ろ盾のなさ、悔しさが伝わってくる。自分を見失うほどの弱さも抱えた人なのに、今まですごくがんばっていたんだなと思う。 負けないでほしい。 比べてみると、自民党はぬくい組織でやはり居心地がよさそうだ。
占い師なワタシ、４月出番表(.4/19現在)表裏のアル人間ですのでぺんてかで見たと言いましょう。「明日行くぞ」とメールをくれるともっといい
新宿店 4/1(月)、3(水)、7(日)、
8(月)、10(水)、14(日)、
15(月)、17(水)、21(日)10:00-22:00
樋口は 月、日曜は17:30からの遅番。水曜は17:30までの早番です。
新宿駅東口から徒歩2、3分。かなり狭いけど個室なので話しやすいと思います。4/22から営業時間が12:00-20:00になります浅草 花やしき店 4/5(金) 10:00−18:00 浅草浅草寺から徒歩２分。久しぶりの花やしき、ウレシイ ＰＡＷかわさき店
１Ｆ4/24(水)、26(金)、28(日) 10:00-翌朝02:00
樋口は 24日(水)は20:00-02:00の遅番、26(金)は10:00-18:00の中番、28(日)は14:00-21:00の中番
JR南部線川崎駅西口からバス（56番など）、正教寺下車、徒歩2分。4/23 OPEN いよいよ夜のお勤め開始…。今後は主に かわさき店勤務になる予定。川崎市幸区神明町1-44-1 国道１号線沿いです。2Fはドン・キホーテ。買い物ついでにお寄りなせ
助手席で私が眠ってしまうと、その人は「ねるなー」と叫んだ。私のするたいていのことには寛大な人なのに、いつも「ねるなー」と言った。大きな声を出させたくて、私はいつも眠ってしまった（3.23）
照明を全部消して鍵を閉めてセキュリティーシステムをセットして新宿御苑前のオフィスを出ると、ひんやり。大気が頬や鼻にぴたりとはりついてくる。季節が逆戻りしたよう。雨はやんだ。褪せた色の花びらが足の先でサーカスみたいにクルクル回る。新宿駅の方向へ歩いていくと、週末の賑わいが突然幕が開かれたように湧いてでる。空気がゆるむ。胸から下が後ろへ引っ張られて吐き気がする、戻りたい、ヒトがいっぱい、ヤダ、ヒトきもちわるい、ヒトこころがぐにょぐにょしてる、たくさんのぐにょぐにょ、帰りたい、しずかなところへ帰りたい、季節が戻って冬になればいい。ヨドバシカメラのお兄さんの目の中に、くたびれた人の顔が映っている。ハーイ、私。新しい季節を（何度も）迎えるのが億劫なのかい。ねむくてねむくて仕方がない。「寝たら死ぬぞー」という声で目覚めたいのだろうか。
４月から通う店の場所を確認してＪＲに乗る。人がいっぱい。あたりまえのこと。向かいのホームに知人を見つけたことはまだない。手を、ふってみたいな。
電車のボックス席の向かいで眠ってしまったその人の口の端から、唾液が糸を引いて膝へ伝った。すぐに気づいて目を開けた人の顔がカッと赤く染まった。羞恥の花。私は、みとれていた（3.21）
けものの心も、言葉を持てば、穏やかではいられないだろう。
なぁ、と、丸くなって眠っている毛玉のかたまりに話しかけると、おいしいものをくれるのかと起きあがって寄ってくる。
長いバス待ちの暗い列の最後にその人がいて、うかがうように遠くから私を見ていた。これは昨日の夢の記憶。慰安所の列にその人が従順に並んでいる夢、それは過去に見た。それから（3.18）
そんなことしてちゃだめじゃないかと言ったのは、祖母に見えたが、にしおか党首のヘンゲだったのかしらん。夢でよくバスに乗る。それに乗っていつか帰ってこなくなる。
夏に枯れたビオラの種が根付いたのだろう、草の陰に１つだけ、紫と黄色のちいちゃな花がのぞいていた。無数の種が散らばったはずなのに、たった１つだけ。かわいげがないほどド強いやつだ。
跡をつけて、と、その人に頼んだ。やさしい人は素直に応じた。翌日は、箱根へ部内旅行。脱衣所の鏡に、胸から肩、背中にかけて青黒い痣だらけの裸が映っていた。先輩や後輩は見て見ぬふりをしてくれた、新婚だったから。それがさみしい印とは思わなかっただろう(3.12)
「途中、ニラの花、ダイコンの花、菜の花、モクレン、ミツマタ、コブシ、ウメ、ツクシ、イヌノフグリ…と、春が満開でした」 と書かれた葉書が届く。
葉書って、いいな。書いた人の時間と、読んでいる私の時間と、そのあいだにあったはずの１日か２日間の時間まで受け取った豊かな気持ちになる。封書よりも気軽に何度も読み返せて、メールのように返事をせかされるような気にならない。
年賀状を出してから葉書を書いたことがない私。まずしい時間の使い方をしているんだろう。たまった仕事を片付けて、ミスドで葉書を書こう。春を迎えよう。
「わたしたちにはわからないこと。ときには、わからなくても、それをそのまま受け容れなくちゃいけない。なぜあんたの妹は病気なのか？ なぜあたしのおとうさんは死んでしまったのか？」ミナはぼくの手を取った。「ときにはすべてを知りたい。知っておくべきだって気になる。でも、それはできない。見るべきことを見て、想像するしかできない」（デイヴィッド・アーモンド「肩甲骨は翼のなごり」子どもの本に勇気をもらう）
その人が入院したので、黄色のバラをお見舞いに持っていった。担当の看護婦が「黄色いバラの花言葉は、嫉妬よ」と突然言って、弾むように病室を出ていった。今、キャノンカラープリンタのＣＭで、胸から用紙を排出している長谷川京子を見ると、彼女を思い出す。悩ましい（3.8）
くさくさする時は、もくもくと働くのがいい。２ちゃんねるもいい。しょうがないねぇと思って、平静に戻る。
その人が私の胸につけたちいさな跡を見つけて、男はうろたえた。その男のうろたえる顔を初めて見た。私も初めて、すっとぼけてみた。その男には散々な目にあったけど、あの日の顔を思い出すと自然と口元がゆるんで、宝箱の蓋をそっと閉じることができる（3.7）
未練がましく何書いてるかって？ ランダムなその人シリーズ。思い出の仕組みに興味がわいて。
ひとつのことを思い出すと、数珠繋ぎに、それまで眠っていたことがらが脳みその入り組んだところから煙のように漏れだしてくる。それがおもしろい。何を思い出し、何を消去しているか、その仕組み。過去の自分はすでに他人である。とりとめなく思える他人の行動をたどって検証していくことは（自分にとって）おもしろいな、と、思ったので。あるいは、何枚かのスナップショットをきれいに並べることによって、今をいきる元気を出そうという、生存本能の仕組みかもしれませんが、それもまたおもしろいものです。
誕生日。チャイムが鳴ったのでドアを開けると、プードルを連れたおねえさんみたいなおじさんが、真紅のバラの花束をかかえて立っていた。「お届けものです」。 キザだったね、あなたは。 忘れてた（3.4）
サラ・パレツキーじゃなくて、その後に、大阪のヒロシくんから勧められたアン・ライスの「ヴァンパイア・レスタト」があったんだった。映画化された「インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア」の吸血鬼トム・クルーズが、異常にかっこよくて、それ以来、俳優としての彼を見直したのだった。
3月の占い出番表(.3/1現在)
長沼ワンズモール 1F (千葉・稲毛) 3、10、17、21、24、31(日曜、祝日) 11:00−19:30頃 JR稲毛駅東口から「草野車庫」か「こてはし団地」行きバス20分、ワンズモール下車
往復4時間余の長沼詣で も、今月で終了。4月からは川崎にできるレジャー施設に出る予定。朝寝坊できるかな
その人と坂の途中ではじめてキスしたとき、メガネとメガネが押しつけあって、私のメガネのレンズが外れて落ちた。転がったレンズを、50歳ぐらいの女の人が拾ってくれた。人のよさそうな女の人の見開いた目を今でもときどき思いだす（2.28）
吸い込むように読みたくて仕方なかったボリス・ヴィアン。「うたかたの日々」で やや気が済んで、今はジョイ・フィールディングという人の「優しすぎて、怖い」。女流ベストセラー作家とかそういった系を読むのは、サラ・パレツキーの女探偵シリーズ以来か。３日ぐらい休んで横になってダラダラ本を読んでいたいなーと夢見るようになってきた、ら、ダメじゃん？ 久々にお仕事で徹夜。本なんか読んでるからですね。しらじらと明けてくると、恋しい気持ちでいっぱいになる、よ、なにがって？ あの世か
口の中のパチンコの玉をその人の口へ移して、飲んで、と、言うと、その人は、ゴクンと飲んでしまった、だからあなたの健康に今でも責任をかんじているのです（2.25）
「センセイは、今、しあわせですか」
おっと、久々に唐突に無垢な暴力ツッコミ。占い屋の隣でカード申し込みのバイトをやってたかわいい女の子。
どういうのをしあわせと言うかわからないけど、つらいこともあるけれど、今の自分がいちばん好き、もっと若い頃に戻りたいとは思わない、デスヨ、そう思える自分が好き、かな、デスヨ。
「ワタシは、いろんなことがつらくて、まだそういうふうに思えない」と言う19歳。
思えるようになる、アルヨ。
なるさー、アレヨ。
50になっても60になっても70になってもアルヨと思っていられるかは自信がない、けど、なるさーアレヨ、と、自分にも声をかけていく、なろうよ、アリ、アレ？ 電車の中で前から話してみたかった人にバッタリ会った。
帰宅の とちゅう(2.19)
勤めを終えると、まっすぐ家に帰らずに、といっても、映画を観たり遊びにいったりもしないで、どこかで休憩する。こじゃれたカフェではなくて、どこにでもあるような店の方が気楽。ミスドなんかがいい。ばらけた客層や、マクドやファミレスに比べると気の抜けた店員の対応に、リラックスできる。
家に帰っても、家族のために夕食を整える必要もないし人がいるから落ち着けないということはないのだから、さっさと帰ればいいようなものだけれど、こんな人でも、やらなければいけないこと（あるいはヤロウと思っていること）というのはそれなりにある。家で仕事をしてきた期間が長いせいか、案外、家にいるとのんびりできない。帰宅途中というのは、いい。戻るか、着くかしなければ、できることは限られている。
コーヒーを飲みながら、勤め先で整理できなかったことをまとめたり、次にやるべきことを書き出したり（家でそういうことをやるとイライラしてきてしまう）、それから、仕事も占いも帰ってやらないといけないことなんかも全く忘れ去って、外国の翻訳小説でも読む。誰のことも忘れて、主人公と一緒にいる。そして小一時間もたてば、ザラザラしていた気持ちも治まってスイッチが切り替わっている。気が済んで席を立つ。不器用なのだろう。人と暮らしている時も、こんな具合に気持ちを切り替えていられたらもう少しうまくいったんかしら。
その人から誕生日にいつもメールが届く。一緒にいてもさみしかった。でも今は、その人のよさがよくわかる。元気でいてね。
お気楽なのかな、私は。孤独はやさしい、と、ときどき感じる。
おいしかったな(2.9)
昨夜覚えた言葉、「マジはじけ」。
久しぶりに覚えた物欲、彼女の持ってた電子辞書。「すごく便利。広辞苑が入ると1万円出ちゃいますけど」、その口調、「千と千尋…途中で寝ちゃったんです」、その実感。
今日したこと、道に迷った。気を落ち着けるために古本マーケットへ。「ハイウェイとゴミ溜め」、タイトルにひかれて。昨夜のカレーがおいしかったので、自分でもつくってみた
ワラビーは藪のなか（2.7）
先日書いた豚カツ屋ですが、さらに観察してみると、２階の出窓に、裸の男のマネキン（上半身）が置かれていました、通りを向いて。眉毛が太くて髭がありました。
●横浜詩人会の会計決算書をやっとこさ作って監査役へ送ってホッとひと息。今月は年に一度の総会が開かれるので、その準備が煩わしい。最も詩から隔たった行為だ などとイライラするけど、さような日常の行いから発見を得られなくて私こそ何が詩人、とむりやり思いなおして作業を進める。しずかな夜。風呂に浸かって白戸郁夫さんが発行しているミニコミ「ブブ」を読んでたら、編集後記に「人ひとりの本分はただひとつだけなのである」なんて書いてある。そうなのかな。白戸さんはどんな本分を持って生まれてきたのですか。考えてたらちょっとノボセちゃった。明晩はかわいい娘たちとデート。いぢめられませんよーに
鬼ハすき（2.3）
占い屋の本日の最高齢客は80代。話が終わらない。亡くなっただんなさんとのなれそめを延々と聞いていたかったけれども、そうもいかない。残念だった。何度も繰り返されてきたであろう昔話を聞くのが私は好き。記憶の取捨選択が顕著な少女時代の話が特に面白い。自動推敲機能。喋り慣れているのでストーリー展開はよどみなく、聞いていると本の挿絵のようにイメージが頭に描かれていく。
お年寄りを好きなのではなくて「おはなしを聞くのが好き」なのだろう。もっと言うと「想像される取捨選択過程に垣間見える自己愛を味わうのが好き」。うまくはないが年寄りのは味がする。
こういうヤナ私が、好き。私の自己愛も、年をとっていったら味がするようになるかなぁ。
風はつめたいけれども(1.31)
陽当たりのいい美容室はサンルームのようにあたたかくて、きょう、すこし育ってしまったみたい。動物好きのワタナベサンに髪を切ってもらいながら、犬を2匹飼うべきか最初は1匹にするべきかの相談を受けた。いつも妖怪キャラや陰陽師ネタで盛りあがるオチアイクンは、体の具合が悪くて早退。休日に子供たちにサッカーを教えている19サイは、社員旅行が北海道で寒すぎると嘆いていた。帰りに、チューリップの大きな蕾が目について つい買ってしまう。しずかに春を待つこころ。
2月の占い出番表(.1/31現在)
ダイエー大宮 3F(埼玉) 4(月) 10:00-19:00頃 JR大宮駅西口からすぐ ダイヤモンドシティ・キャラ 1F (埼玉・蕨) 6、13、20、27（水曜） 10:00-20:30頃 私は14:00からの遅番。JR蕨駅西口から「キャラ」行きバス10分 長沼ワンズモール 1F (千葉・稲毛) 3、10、17、24(日曜) 11:00−19:30頃 JR稲毛駅東口から「草野車庫」か「こてはし団地」行きバス20分、ワンズモール下車
蕨のダイヤモンドシティ・キャラでの営業は２月まで。ここでは、中学校の同級生に会ったり、ぺんてかりんの某氏の母上に襲撃されたり、楽しい事件が多い。また、他店にくらべて、ひとびとがぶっちゃけているというか相談内容がダイナミックに感じられ面白い。1日終わると、２時間ドラマ3本は見たような快い疲労にからだが膨らんでいます。ふがいなくもらい泣きしそうになるのを堪えることもあるけれど
ゆききらい（1.26）
最近何書いてるかわからない？ そうですか？
まことクラブ活動報告を観に四谷まで。私も部活がしたくなった。猫帰らず。部活か。凍える夜。ソコはいま、どうなっているのか。喉もと過ぎればニュースなくなる。あちこちで損なわれ捨てられるひと。慰みに。妹からメール「どうして次から次に困ったことになるの？」 どうして不運ばっかり数えるんだー。あったかい部屋で眠れるしあわせをなぜカウントに入れんかおまえはー！ しかし私もすぐ忘れてしまいます。今日もなんかわかりませんな。
友達に…（1.23）
埼玉は蕨にある（埼玉最大の…といううたい文句でオープンしたと近所の主婦が教えてくれた）ショッピングセンター「ダイヤモンドシティ・キャラ」へ働きに行く途中のバスの窓から眺めて過ぎる（えらく長い文だな、まだ続くのよ）看板が、徐々に気になってきている。豚カツ屋である（みじかく）。
入口のひさしの上に白豚のトンちゃんが飾られているのはいいとして、そのわきに（まだるっこしいな）、左手には「おいしかったら友達に」、右手には「おいしくなかったら私共に」、と、でかでかと書いてあるのです。（状況わかった？）
おいしかったら友達に。おいしくなかったら私共に。・・・
おいしかったら友達に。おいしくなかったら私共に。・・・
最初見た時の私の自然な解釈は
「おいしかったら友達になりましょう」「おいしくなかったら私共にクレ」でした。
しかし、何度かその看板を見るたびに、確信が揺らいできたのでした。
おいしかったら「友達に紹介してください」
おいしくなかったら「私共に文句を言え」
ではないか。
いやいや、おいしかったら「ブタと友達に」おいしくなかったら「私共に責任がある」おいしかったら「友達にトリもいます」おいしくなかったら「私共にケリをいれろ」おいしかったら「友達にさようなら」おいしくなかったら「私共には関係ない」・・・も、ありうるのではないか。最初の私の解釈は、友達が少ないさみしさと、もらいものは有り難いという、現在の私の心情及び生活レベルを如実に表しているように思え切なくなりました。それにしてもああ、いったい、答えはどれなのか、何が正しいのか、人生に解答などあるのか、どうして牛だの豚だのに昨年から試されなければいけないのか・・・・ 気持ちの整理がつかないままに今日もバスは豚カツ屋を通過していきます。
夜は「良寛」、朝は♪ディオンヌ・ワーウィックの「ハートブレーカー」（確か80年代）に励まされ…。そんな妙な取り合わせに自己満足することって、ありますよね。
1.22
久しぶりの花やしき勤務。晴天。大入り。
見上げる空が懐かしかった。
去年の今ごろから占いの仕事を始めて、バタバタしてたから意識してなかったけど、ふりかえるといろんな思い出ができちゃってた。「ボケて忘れてしまうから人よりたくさん思い出を残しておかないといけない」なーんて言って私を泣かせた人よ、たくさん思い出、残りましたか。既にボケてそんな言葉さえ忘れたんじゃないの？ 私はまだ思い出、足りないよ。それなのに思い出が思い出化してきて切なくなってきちゃったな。（まだボケてないってことだな）
ひとりで生きているつもりでも、そんな強さなんてない、助けてもらっていた。今も、かわらずに支えられているんだろう。暮れていく、そしてまた明ける、体を染めて、ただそこにいる、ああ、あ、空のように、なりたいよ。
1.20
縦の人はややこしい(1.9)
ちょっと気を抜いたら起き上がれなくなった。アレ？
横になったまま、縦に戻れない人になっていた。うーん。
朝、カイシャに休む旨の電話を入れると迷惑そうだった。そりゃ実際困るだろうけど。
体が壊れたら使い捨て。補償はないのだ。嫌われたって身を守らねば。
ここんとこ、不手際が多いし、嫌がらせ電話はかかってくるし（下着の色を言えですと。自分が先に言えよ）、退治してもしてもウイルスさんはおいでになるし? どーも低調。ゆるやかに天冲殺が始まってしまっているのかしら〜。初詣に行ってないからかしら〜。こんなふうにして〜ひとりで〜死んでいくのかしら〜
などど丸一日と半日、寝過ぎて背骨ギシギシ喉ガリガリ鳴らしていたところ、、、やらなければいけないのにやってないこと、やらなければいけないがどうでもいいこと、やってないけどやりたいこと、どうしてもやっておかなければいけないこと、だからさっさとかたづければいいこと、が、鮮明になって浮かんできた。
どうでもいいのにこだわっていること、つっぱっているけど随分こたえていたこと、も。
起きた。発熱ハイだ。
ダンサーの遠田誠さんから催しの案内が届いていた
1月２６日（土）19:00〜 2000円
まことクラヴ(幻クラブ?) 部活動報告会 Vol.1
四谷 コア石響(新宿区若葉1-22-16 B1 03-3355-5554)
問い合わせ カノン工房03-3986-1909
弾めるようなものなら、行きたいな。背骨、伸ばさなくっちゃ
夕暮れ近く。出かけるのが億劫になる寒さ。でも、いったん外へ出てしまえばかえって快い。ぐちゃぐちゃした心を、冷気が親しく包んでくれる。澱んだ用水路沿いに歩いていく。買い物袋をさげて通りすぎる人たちの歩調は、速くない。貧弱な１本の桜の枝々に、いくつも雀が、羽を膨らましてとまっているのが、木の実のように見えて楽しい。雀のなる木。電線の上には、鳩よりひと回り大きな鳥が悠然としているが、距離も遠く、何色だか何の鳥だかわからない。足元には白と黒のコントラストが小気味よいハクセキレイ、たぶん。川面には、このシーズンにはおなじみのカルガモが２羽並んで流れていく。鳥は、いい。ただ生きていて。歩いているうちに、水面は黒くなり、薄白い空の模様を映して、だんだんと色合いを変えていく。水に流れる雲の縁が赤く染まって。きれいだな。そうしてだんだん、鳥や、空や、水や、水の中に打ち捨てられた自転車や、まわりの建物や、私の、境界線が、はっきりしなくなっていき、ただ足を動かしている以外の私は、いなくなる 。いだかれる。
こんな気持ち、久しぶりだ。
いま、この瞬間に、私を恨んでいるひと。さっきまで、私が恨んでいたひと。溶けていく。なにもかもが、いだかれる。偽善だけれども祈っている、いま一瞬は祈っている、しあわせになることを、だれもかれもが。
2002.1.6
新年１月の占い出番表(2002.1/20現在)
浅草花やしき
中央 丘の上20、27(日曜) 10:30-18:00 浅草寺から２分の遊園地 *花やしきの占い営業は土・日、祝日のみになりました。＊２月は私は花やしき勤務ないのです少し残念 ダイヤモンドシティ・キャラ 1F (埼玉・蕨) 16、23、30（水曜） 10:00-20:30頃 私は18:00まで。JR蕨駅西口から「キャラ」行きバス10分＊２月は私は14:00からの遅番勤務となります 長沼ワンズモール 1F (千葉・稲毛) 1、2、3、13、14 11:00−19:30頃 JR稲毛駅東口から「草野車庫」か「こてはし団地」行きバス20分、ワンズモール下車 ＊近所じゃないと来る気はおこらないと思いますが
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