2004年2-3月号の詩作品
◆今月は夜でした。3月号(3/31UP)
烏が、セロファン啄む夜更けは、
わたしのからだに長くつづく夜道を
誰かの心臓の音がする 真っ赤な夜の上を
足首を夜中つかまれて 売っているのは 普通
また全部を 闇にした おれが また
風呂場で一人湯に浸かっている よる
あなたの夜はどんな夜さ。いつまでもかなしいね。
「トイレに行ってコーヒーを飲んで煙草を吸って あー久しぶりにマリファナ吸いてえな あの高くて青い空の下でさ高い所に登ってさいきたいな」そんな夜?
◆そして今月は「どうぶつ」だとおもいました。2月号(3/21UP)
四つ足だよ 毛だらけだよ 牙だってちゃんと生えてるよ/団欒を繋ごうとするどうぶつ1
摩擦熱で電車を動かしているどうぶつ2
乾燥した緑の島に長くなっているどうぶつ3
どうぞお選びください。あかるいどうぶつもほしいですわ。どこにいるんでしょう、たかおかさん