愛あるきょう、あした。（仮題）
text by toshiro shimura
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↓マエフリ楽しいことのことのあとには何かしっぺ返しがやってきます（遊びすぎて、赤点をとった昔を思い出します）。恋人どうしの楽しみは当然、愛しあうこと。恋人はいなくても、昨今は手軽に恋人気分にさせてくれる場所があります。援助交際、テレクラ…と、まだまだあります。巷には愛があふれていますね。どの愛にひかれるかはその人次第ですが、どの愛にも、病気というやっかいなしっぺ返しがひそんでます。いわゆる性病というやつですね。最近は英語でＳＴＤ（sexually transmitted disease)なんて呼ぶことも多いようです。たいていのひとは、関係ないかもしれません。でも、愛が多ければ多いほど、その危険はあなたが思っているより高いのです。お互いに、生涯に愛を捧げるのはひとりだけという人はたぶん大丈夫でしょう。もし、そうでなければ、全く安心というわけにはいきません。でも、性病はかかったら必ず死んでしまうわけでもないので、過剰に心配することもありません。しかし、実はそれが落とし穴で、薬を飲めば治るからという意識が病気を蔓延させる原因にもなっています。最近は、経験豊富な女子高生の中には、生半可な知識を持っていることで、こういうふうに思っている子もいるようです。
はじめに
だから清く正しい男女交際を、なんてことはいいません。それは無理です。とにかく愛し合うことは楽しいことですから。それじゃ、備えあれば、憂いなし。転ばぬ先の杖。ということで、性病（性感染症、ＳＴＤ）の基本的知識についてお話しようというのがこのコ−ナ−です。
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志村敏郎
男性、今年40才、会社員。好きなことは気の向くままにスポ−ツ、映画・芝居・美術品を見ること。淋しい経験に端を発し、医学知識を得るところとなりました。
*太字はヒグチ施す。「巷には愛があふれています」か…。愛とはなんぞや。
それはともかく、学生時代はこんなこと書くような人とは想像もできないマジメな志村さん（もちろん仮名）でしたが、過日ひょんなことから、かような話題が出て情けなく面白くためになったので、ゼヒに！と頼んで書いてもらうことにしました。
そういえば、エイズにしても、感染者は減ってはいないだろうに、ひところより話題にのぼらなくなってきたのではないでしょうか。どうして？ 「臭いものに蓋」の風潮にかえってあやうさを感じる。知ったかぶりや武勇伝はもうイラナイ。気軽に自然に、この手の話ができるようになればいいなと思います。このコーナーへのご感想、素朴な質問、きわどい質問、体験談などはすべてぺんてかヒグチ宛にメールください(ぺ)
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