新しい年のおまけ。
2005.1-8
実はちいさなミニひまわり。さよならいちどきりの夏
ゼーッタイ
長く看護婦をしていたこわもての生徒さんがいて、手相のシュミレーション授業のときに私の手をぎゅぅっ〜と握って「ゼーッタイ大丈夫ですから！」と言った。 私が「生命線がちゃがちゃになってるけど大丈夫でしょうか」と聞いてみたらば。
「ゼーッタイ」という言葉に、あんまりにも力がこもっていたので、あっけにとられ、そんな簡単に「ゼッタイ」なんて言葉使っていいのか?といういつもの理屈が浮かび、そしてすぐにジワッとした熱が心臓のまわりを縁取った。
「ゼッタイという言葉の熱の入り方が違いますね」と 平静な顔してコメントしてみると、不安がる患者さんの手を握って「ゼーッタイ大丈夫だから」と繰り返していたのがクセになっているのだろうと、相手もたんたんとして答えた。
もしかしたら大丈夫じゃないかもしれないと思っても「ゼーッタイ大丈夫」と言ってあげる。当然と言えば当然のことだけれど、私は言えないかもしれない。
戦争映画でも、瀕死の仲間に「大丈夫だ」と繰り返すシーンを何度も見た。私は言えないかもしれない。「しっかりしろ」ぐらいしか。 私は自分を偽ることがなによりも苦痛だから。ううん、きっと責任をとるのが重荷なんだ。誰に対して？死人にですかー？ ひょえー。ちびっちゃいねぇ。
「ゼーッタイ大丈夫」と言われてからだがあたたまったことと理屈屋の話。8.26
家へ帰ってからコーヒー豆をひきたくなるのは気持ちが上向いている時。ベッドにうつ伏せると二度と体を縦にしようと思えない夜も多く。（だからデブっちゃった）。
仕事帰りにカフェに寄って本のページをめくりたくなるのは気持ちが上向いている時。内向する時、気持ちが上向く。言わなくてもいい言葉を放出するほど体にオモリがたまる。
・・・近所の奥さんたちとうまくやれない。
そんなにうまくやろうとしなくていいんです。あなたは他の人たちと違うものを持ってるんですから。
変わっていると子供の頃から言われていた。
変わっていていいんです。
直そう直そうとしていました。直さなくていいんですね。
いいんです。
・・・だけど私は必死で喋る。直さなくていい！と。 なぜ、じぶんたちの考え方、やり方が正しいと信じて疑わず人に従わせようとする人が多いのか。うんざりする。お喋りで得意げな人たち。だけど私もお喋りで、得意げなのかもしれない。そしてお喋りで得意げな他者を求めている人が多いのもまた本当のことのよう。 私はむきになって喋る。こんなやり取りで代金を得る。いいのか？ 口をつぐみたい。好きに生きればいい。何度もそう思うのだけれど、それが難しいことなのだとまた何度も何度も確認させられてしまう。8.25
むちむち
新潟のへぎそばほどではないが、近所にコシのあるおいしいおそばを出す店があって、安くないのだけれど時々仕事帰りに入ってしまう。 だいたい蕎麦屋は立ち食い以外は高いと思うが入ってしまう。
で、そこで食べると、必ず、もっとおそばを食べたくなる。量が少ないうえに何か入っているのではないか。食欲を増進する物質が。と、思ってしまう。 でもおかわりすると高いので、店を早々に立ち去り、家に帰っておそばをゆがく。いつもこのパターン。
そんなわけで、恒例の夏痩せをせずに肥えてしまった。痩せてるのだけが取り柄だったのに。太るのはいい。悩みがあっても鏡を見れば贅肉のことしか考えられなくなるから。8.20
むっちり熟女の魅力でいこう・・
そしてトマト
もうすこし。8.16
ザンゲ。身勝手。ゆめ
痛いのが好き。 と、相も変らぬことを書いて人に送ったりして悦に入っていたら、まな板と包丁が落ちてきて足の皮がそげちゃった。衝撃の割に痛くないけど、皮の中に収まっているうごめくモノが垣間見えるとクラクラしちゃうものですね。バンドエイドで無理矢理ふさぐ。ちょっぴりのことなんですが。からだの中は生々しいな。自分自身のはずなのにこわい。看護師は私にはゼッタイ務まらない。子供を産めば違うのか？
あぁごめんなさい。と、すぐにあやまる。だれに？ カミさま。 まな板の上には実家から送ってもらった「えご」というローカル食品が載っていた。海草を煮溶かして固めて作るゼリーのような地味な食べ物。酢味噌でいただく。あぁあ本当にごめんなさい。実家へ礼も伝えずに食っていた。きっとお盆に墓参りもせずひとりで生きてるよな気になってる者に、先祖がビームを飛ばしたんだわ。
妹にメール打つ。 いや。来ないな、こんな遠くまで、先祖。やっぱカミさまだ。 そんなことを本気で信じているのかいないのか。カミさまは人のこころの中にいる。カトリックの懺悔システムはうまくできていると思う。よく知らないのに不謹慎なのでしょうが。私はこころの中に懺悔室を持っているようなもの。だから調子よく生きている。
「孤独な人はとても身勝手だわ」
ほんと。「靴に恋して」という映画の中の泣き顔の美しい人レイレのセリフ。延滞２日目。登場人物数珠繋ぎ的スペイン映画。レイレは勤め先の靴屋で万引きした靴を履いてクラブで踊る女。
「孤独にならないために恋をするのかしら？」
身勝手でいると幸せになることができない幸せにしてあげることができない。と、その人は新しく住み着いた街のバスの運転手のうなじに恋をしている。そして、5年間閉じられていたスケッチブックに再び靴のデザイン画を描き出す。彼女の元を去った恋人もキャンバスに向かっている。
「夢は言い訳だと思うわ」
「夢を言い訳にして人は生きていくの」
どういう意味なのか。「だけど夢は持ち続けてほしい。夢を捨てないで」
恋人と別れたくないレイレ「５年間で何回、あなたはトイレを掃除した？」。ぎょ。それは私も言ったことがある。
恋人は「…一度も」。 そして「夢をあきらめるために俺を愛した」。
孤独にならないと気づかないこともある。
ひとりでクルクル回ってた日。ほてりを雷雨がなでていった。熾火。 調子よく生きている。8.15
揺れてる。
シゴトが突然キャンセルになって解放され。横浜の東急ハンズのお香売り場で憩っていると、「くさっ」と大きな声を出して通り過ぎる人が何人かいた。男も女も。そうね、人によってなごめるものはちがう。短パン、アロハ、ハワイ、金魚、風鈴…。夏を演出する店舗、集う人たち。サマーバケーション。と、感じる頃には秋がしのびよっている。
「くさっ」と言えば、汗の匂い。電車の中やバスの中や166人乗りアルプの里ゴンドラの中で鼻をさすよな腐敗物の匂い、主に活発な10代男子から発せられている。活発だと腐敗するのか。地下鉄丸の内線車両から抜けることのないアンティークな加齢臭とは違う。死人も匂いがする。そんなことを冷房の効いたカフェで考え始めたら秋がしのびよっている。私もアドレナリンをいたずらに放出するため、家に帰りつくともう眠い。それは夏バテ。あ、地震だ。8.7
やっと。とても。
やっと、山音かかりさんにアンケートを送りました。しつこく詩のこと聞いちゃった。わかんないことは人に聞こ。そのためにこのサイトやってんだ。
久しぶりにテレビをつけると広島の番組。明日は原爆を落とされた日でしたね。ずっと見ていて、製作者の意図通りの感情が湧きやりきれなくなり、私は、はしたないことをしてしまう。普通の単純なメカニズム。そんな時に限ってテレビ電話をかけてくるから好きなんだ。はしたないことをしてしまう。そういう視野の狭い行為がきっと次の惨事を呼んでしまうんだよ。とてもとてもはしたないことをしたくなる。8.5
発光。
ウッカリ者の４人で７月末に新潟旅行。ツアコン役のｒｕｉさんは初対面。アレ意外にしっかりしたちゃんとした人（！すみません）と感じていたのも束の間、やはり期待を裏切らない、ううん、それ以上に味わい深くチャーミングなお方でした。酒瓶ラベルの朗読がウットリものなのです。
mixiにも書いたけど、余韻がちょっとつらいのは、濃かった旅の証拠。ウッカリ者たちの抜け具合と、逃げられない悪夢に出てきそうな巨大な城壁のような石造りの三国川（さぐりがわ）ダムの圧倒感が、その前でのなすすべもない抜け感が、なんかね。 一生って短いの？ ヘビが２匹も躍り出て、ｒｕｉさんは悲鳴をあげて私の腕をぎゅぅっとつかんだ。
ウッカリ者は日ごろ日常生活に役立たない部分を無意味に発達させているらしく、そういう部分が旅先で皆から発光してる感じがちょっとつらかった。楽しかったってことデス。遠い時間を感じさせる温泉宿も、行列に並んですべったサマー・ボブスレーも、川端康成も！ 夏の終わりのような夏のはじまり。はじまりはじまり。食べ過ぎて膨張してたお腹がやっと元にもどってきたよ。8.1
誰とも今夜、場つなぎな会話を交わしたくなくて。
ジタバタオタオタバキバキするだけすると自分で納得がいって落ち着くものだ。決心がつくと落ち着くものだ。今回ちーと長かったけど。私はコレをする。理由ない。私が好きなのはこのひと。理由ない。私はコレをやらない。理由ない。損得を考えると複雑になって葛藤トラブル厭世のもとだ。（私にとっては、ですが）。
結局、気持ちのままにしかいつも動けないんだから、ジタバタオタオタ通過儀礼を省けばいいと思うんだけどねぇ、それはやめられないようなんだよねぇ、小心者だからですかねぇ。誰とも今夜、もう昨夜ですけど、場つなぎな会話を交わしたくなくて、ガッコウを即効退出。雨が追いかけてきて、都営三田線に駆け込むとホコリじみたあの匂い、雨のはじまりの、地面や建物を湿らせてたちのぼる匂い。私は好きです。汗の匂いはちょいとだけど。それからずっと降りつづく。濡れた道路をなめしていくタイヤの音を聴いていたら朝になり。まだ暗い朝だから眠れるね。7.25
みぐるしい（ふつうの）グチ。すきでいてね
今日もガッコの説明会。毎月毎月2度3度と説明会をやって生徒を集める。疲れる。勉強したい人に教えることは好きだけれど、なんとなくという体の人をのせて誘うことは気が進まない。営業マンは無理のヒグチ。
私がいつも言いたくなるのは、
「どうでもいいですよー」
でも、誘ってほしい人だっているのだ。強く、他者からね。それを感じる。
だから誘う。すると、入学する。 「がんばります！」「がんばって！！」
私、そういう人に、関心がないのかもしれない。
これは運命学とは別のこと。「がんばって！！」 の言葉は嘘じゃない。でも、ほんとはがんばらなくてもいい。勉強したい人は放っておいても勉強はじめる。子供じゃないんだ。私は他人に厳しい。自分に甘くもないけれど。日に日に厭世感が増し。
こんなじゃ商売できませんねぇ。「何かをやったと言えるまで、まだやってないじゃないの（カイシャをやめるなんてもってのほか）」なんてことを、おおおねえさまから諭される。
何かやった・・・って。生徒を入れて卒業させて会社を回して活性化して評価されて達成感を得るということなのかな。浮世離れした私でもこういうことをなせたと実感を得ることなのかな。
カイシャでは、世のみながやっていること。
だったら、最初の立派なカイシャをやめなきゃよかったってことになる。 「占ってみたの？」。 はぁ、今年はぁ伸び悩む転機の年でしてぇ大きく動くのはまだ・・・ 「だったら！ 今やめたら何もやらなかったことになるわよ」
げ。それは禁じ手。私にそのコトバは。おおおねえさん、だてに人生経験積んでない。くっそ。
何もやらなかったことになる。
そりゃこわいコトバだ。
それがいやでジタバタジタバタ無駄な動きして生きているというのに。
何もやらなかったことになるよ。・・・
ああ、でも、そうなのかなぁ。
何かやってます？何もやらなかったことにならないように。あなたは。
仕事のことを考える。なんでみな働いているんだろうと。それ以前になんで生きてるのか考えるめでたい人なので。オシアワセな人ってことだよね。家族があって面倒を見ないといけない人がいれば、こんなこと言う余地もないのだから。我慢していればそれに私だっていい暮らしができるしパソコンも買えるし詩集も出せる。
でも、私はそうではないのだから。詩集も自費ですごく出したいわけではないのだから（関係者ごめんね）、何か間違っていても、はなから間違ってきたんだし、まっとうに軌道修正するよりは間違ったままいったほうがいいかもなぁ。これだもんなぁ。すきでいてね。7.20
国のために、なんて
ギリギリで起きて授業をして疑問を宿し授業を受け飽和しぎりぎりと甘皮を剥がし都営三田線を眠りながら喉の渇き癒えてない。ニュースを見ない日。何かあれば教えてください。7.19
なつのはじまり
トマトは育ってきました。実のなる気配はありませんが、黄色いちいさな花が咲いたよ。
むやみに殖えるオリヅルランとポトスを株分けしたり、安売りされていたポーチュラカをつるしたりして、湿っぽい庭がいくぶん、さわやかにみえます。
植木好きな人の玄関先には「なにもこんなに隙間なく飾らんでも！」とつぶやきたくなるぐらい、鉢がぎゅうぎゅうと並んでいますね。どうしてもそうなってしまうみたいです。緑への嗜好が勢いづいてしまうらしい。止まらん。
しかし私は引越しするときに困るので、セーブしようと心しています。いまのところ。
根付かないように。根をおろさないように。
根を下ろすのは５年後ぐらいで。
根拠があるよなないような。
陽が長いですね。６時ぐらいでもあかるく。昼間の暑さが緩んでホッと一息ついた、梅雨明け、海の日。ちいさな如雨露で水を撒く。
レンタルサーバを借りることにしました。占いサイトを作ろうと。別名で。改名効果の実験を兼ね。ばかまっすぐな自分とは別の部分で。
「ナニをやりたいの」と聞かれ絶句した。
きみから言われることが一番こたえる。きみは現実的だから。カイシャをやめようとしながらむやみに占いのベンキョしてたり文学ぶってる私に矛盾を感じるのでしょう？ ほんとにね。
ほんとにね。
変化かな。もしかすると、やりたいことは。
なかなか変化できないんだもの。性転換するぐらいの大ごとでないと変化することは無理なのかもしれないけれど。
捨てることは簡単にできるけど、変化は難しい。
ずっとこのまま同じ視野、目線かと思うと、元気でなくなってしまいますよ。7.18
トマト
今日はウラナイのガッコに生徒で行ったぐらい。守護神がなんたらかんたらと六ヶ月ぐらいやる。ばかばかしくたのしいのう。むかしのひとはよく考えたものですね。センセイは私と同年の男性だ。高校生の時から手を染めたらしい。もともとコンピュータ屋さん。理詰めの授業でちょっと眠くなるのが難点。うちの生徒さんや他のガッコの同級生にも理系の人が割と多い。
メールソフト（EdMax）が接続不能になって難儀。便利なキカイはすぐ不便。うんざりして便箋を買った。出す宛てもないので神様に手紙を書いた。神様は呆れてる。いないけど。
休みおわり。イタ電をした。ひよろひょろトマトの葉っぱが伸びてきました。なるのかしら。雨に濡れても。7.6
リンク
某日、ぺんてかリンクを久々に点検したら、えぐいアダルトサイトが開いて仰天したことがあった。モロな画像。求めて見るなら何でも来いだが、某詩人の動向は？とクリックした先がそれだとギョッとする。目を疑って何度かクリックしなおしたら、クリックした分、ウイルスまで貰い受けちゃったみたいだ。みなさまは大丈夫であったでしょうか。
意味わからんが即、削除。いつからソコへリンクしていたのかと考えるとゾッとする。リンクは窓なのに。しばらくしてから、関係者から連絡があり、なんとなく事情がわかる。リンクを張りなおす。
それはそれとして、時間の経過とともに、ぺんてかリンクにも閉鎖や休止が多くなっている。外すのは簡単すぎるから大抵そのままにしてあるのだけれど、そろそろ衣替えしようかな。リンクは窓だから。窓からは風が入ってこなくては。
そうなのかな。
時間があるとやることのひとつが、捨てること。服や小物なんかもそうだけど、主には、本棚から本を。今年中に3割捨てたい。軽くなりたいから。古い地図、ガイドブック、雑誌、実用書、二度と読まないだろうハードカバー。積んである詩集。これはえり分ける。なるべく捨てる強い意志を持ち、読んでるうちに時間がたっていることも。知らない人の詩集を棚に戻す。たしかにあなたの言葉を受け取りました。あなたの詩集は捨てました。返事を出さないから伝わらないね。窓のことを考える。7.5
不安なやすらぎ
長く連絡のとれなかった生徒さんにダメモトで電話すると「もしもし」と声が応えて、びっくり。具合の悪いのは本人じゃなくてお父さんだということ。伝言がこちらにうまく伝わらなかったんだな。もうちょっと休むという返事に、私も今日を休みにすることに決める。
休んだ。
雨が小ぶりになった頃に外へ出て駅前で用事をすまし、住宅街の路地をうねうねと散歩。昨日、都議選の投票に行くんで入り込んだ路地を歩いてたら気分よかったもので。また歩きたくなった。このところ、体がなまりきっているんで防衛本能が働くのだろう。立派な邸宅やお庭や門構えや表札や、それらのあいだをちんまり埋めるアパートや空家や、邸宅や邸宅や邸宅を見てまわる。私の父親も、私たち子供がしっかりしていればこのぐらいの家を構えて悠々と暮らすこともできたろうに。そんな考えが浮かんで、傘をさしているのは私ばかりなことに気づき、傘を閉じ、雑貨屋さんの並びを眺め、パン屋さんに入って、忘れる。
うちの猫は、ドンクの食パンが好きなようだ。コンビニで買うパンと反応が違う。
去年、このおしゃれげな街へ越してきてから、明らかに変化したのが猫の食レベルだ。ハト狩りができずにかわいそうと甘やかしたせいもあるし、近所の野良猫らにカツオなんかをあげちゃう猫おばさんとかがいるからじゃないかな。猫はお嬢様化した。安い餌食べない。恐るべき適応能力。外見は変わらないのに（性格悪そう）。飼い主も変わらないのに（食レベル）。
濃いミルクティーを１杯。
「大菩薩峠」を読む。意外にテンポの早い読みものですね。
コーヒー豆をひいて、今日３杯目のコーヒー。
ぜいたくだー。ああもうなんか一生休んでいたくなった。
・・・不安。
そういうわけで、玄関で異臭を放っていたゴミ箱を水洗いして、ついでに風呂掃除してじめじめした中でじめじめ体を動かして不安の埋め合わせ（なのか）をしてそれから休みっぱなしで夜になる。
出来高払いの仕事をやっていた時期が長いから、今みたいに給料をもらうと雇用主の気の済むように働かないとイケナイ窮屈さと、そして後ろめたさがぬぐえない。たいしてもらってもいないのに。やだやだ。仕事って自分のためにするものだ。違うんだろうけどそうだ。もらえるうちに休んでおこうと考えよう。はら。来年は今とまるで違っているんだろうから。違っていなければいやだし。
不安は近しいもの。避けたいものだけれど、強制的に前を向かせてくれるものでもあるみたいだ。しばらく平穏すぎたよ。しめった不安にくるまれて眠れ。がんばろ。休も。あん？ 7.4
5月も6月も、すっきりとしない苦しい月だったけど、人に助けられた。
言葉が通じないくるしさは、通じる人たちがほぐしてくれる。
ときどきくるしくないと、そんなことさえ忘れてしまう。
しあわせすぎてもいけないしふしあわせすぎてもいけない。
友達少ないんだけどね。
ところで、
「友達の定義は？」
いつか年下の女友達（友達かい？）に問われた質問を、今日、問うてみた。
「メリットのあるなしでなく、話していてこころが通いあうこと」と、ずいぶんと年上のそのひとは言った。
私たちは友達かと聞かれた。
まぁこんな子供じみた話いい年してしあえるんだから友達？
友達でいたいから、手もつながないし、ふり返らない。
友達でいるのはちょっとさみしいものなのかな。それも、いいね。ながく、つづく。
それから、友達になれなかった人のことを思った。
いない今に一番ちかくにいる人のこと。なにか気持ちが落ち着いた。 7.1
「次、いつ休みだろう」なんてことしか考えない今。体力をひたすら温存。お客さんも調子の悪い人が多いぞな。そんな季節ですね。じゃ、済ませてもらえないのでカードを切る。なにやってんだか。後で自分の気持ちもカードに聞いてみる。自分の気持ちがわかんないのかよっ。つっ込まない。そういうお客は少なくないよ。「私の彼への気持ちは、やっぱりほんものなんですね」って。わかってなかったのかよっ。つっ込まない。
今日はあつかったねぇ。
ゴルゴ１３をやっと５冊返したらまた１０冊貸してくれた。ゴルゴが家からなくならない。ゴルさん、何かメッセージが？ 「……」
大事なことを忘れているが、忘れたままでいたいかも。忘れきっている人も多く見聞。年をとるとなぜに恥じるという感覚が薄れてしまう人が多いのだろ。年をとることで何か立派になったと？ 思える人はうらやましい。何のための防具？ 鏡に映してちいちゃくさせたいあのひととあのひと。ナメクジが庭のひまわりの葉を食べてしまう。
最近、葉っぱなんです。飲んで夜、家に帰ると、窓辺に腰掛けて30分ぐらい、草木を見ている。闇のなかで。猫が足元に戯れてくる。夜に同化。言葉ナシ。そうすると気が済んで、明日の準備あれこれ。言葉が疲れる。意味が煩わしい。
わかってないよ。6.25
思い出・・・
ジムショは私ひとり。ジムして授業してパソコンしてセールスの電話にヒステリックに怒って、あー私ってこんな人だったんだと怒りながら沈着分裂、笑いたくなるがドライアイで顔が硬直。知らないひとに、ふと焦がれて、また週末の帰り道。
「マレーシアで売り飛ばされるところだった」と某。そんな言葉しか残ってないもんな、きょう。あるいはジムショを管理する不動産屋の奥さんがえらい美人っぷりをあげて現れたことが、きょうの思い出。「おおおぅ〜！」って煩悶しちゃった。
筋ばってる中年女って、いいですな。何たべれば、筋でんの？6.17
あめあめ、にしては、渋谷の店へリピータさんたちが訪ねてきてくれたありがたい日。タロットノリノリ変な人（自分ね）。いつにもまして料金が丼勘定で、お客のほうがセンセそれじゃだめデショと1000円足してくれたりして、学割なんかも勝手にやってしまう。こんな人が組織にいたら困ります。いや組織にいるからやっていられるのか。まあいいや。
あいてる時間に、「古尾谷雅人」で姓名判断のおさらいしたら、めちゃくちゃ悪くて気が滅入る。ネットにあるお試し占いで結果がすぐに出るけれど、五行バランスをみるところまでやってるサイトを見つけられてないので、やはり手作業確認。なんで古尾谷？ たまたまですが。いろいろサンプルを持って暇な時にみてるわけで。占星術の結果と重なるかを検証したりね。
で、クラくなる。姓名判断って、その仕組みに関心を持ってはいるけど、やっぱり好きになれない。ニュースに出てくる犯罪、事故被害者などを次々と「ここが元凶」と検証していくのが、そもそも滅入る。いいのより悪いほうが多すぎる。身内などでやってみてもクラくなる。クラくなるのはよろしくない。ので、「2046」DVDを見た。
よろしくない。高まる期待が不安に変わり。こころがまるで揺れないことへの不安。そしてそのまま終わりました。
もったいぶったものが響いてこなくなっちゃったな。トニー・レオンの顔のおかげでどうにか最後までもってた。失われた愛を求めて・・・とか、どうでもいいやと思っちゃう、うざったい。くりえいたー失格。わたしはモノ書けない。
どーでもいいやー！
いや、よくない。ごちゃごちゃおまけを書いているのはそこんとこ確かめるためか。ほんとにどーでもいいんかい？ いや古尾谷雅人は調べてみたかったです。忘れられない表情があって。もっと・・・、予測のつかない納得のいく言葉が見たい。6.16
早引けして、同僚の占い師と飲みにいく。風邪をこじらせてながく鼻水女だったのが今日ついに、鼻水が枯れてくれたので。グチを言い合うにはいい相手。50代。某業界で羽振りよく遊ぶだけ遊んで、なんでだか占いの世界へ入ってきたヒト。グラスがどんどん空いてもテンションが変わらなかった。お酒に強いというのもつまらないものなのかしらと、ふと思う。
相手は少し虚勢を張って、私も少し虚勢を張った。張っているとわからないように。虚勢とは何のため? 今度は「ちゃんこ鍋」という約束をしたけれど、こんな調子で盛り上がるのだろか。孤独な星をあなたも私も持っている。とかね。頭いたーい。6.15
遊びベタ
基本的にマジメであるが、 ときどきほっぱらかしてしまう。
それでいいと思ってる。他人を多少は煩わせるかもしれないが、まるでコントロールきかない状態になってだめになるよりマシだと思ってる。毎日同じことをきちりとこなしていける人もいるが、そうでない人もいる。そういうことを認めていいと思おうと思う。どう書いても子供じみたいい訳に聞こえるのねー。いいのよー。血液型はＡ型よー。
そうは言っても、ほっぱらかしても大事に至らないと感じられるときだけだから。大事とは、自分にとっての大事。自分本位の考え方をいつもしております。批判されたくないから基本的にはバッくれられません。コモノですから。つまんないの。でも、
ときどき、ほっぱらかすとキブンいいで
す。
キブンいいーーー。
「（すべてが）めんどくさい」と言う人たちの言葉にがっくりきながら、私も、同じ気持ちを持っているのをいつも感じてる。
でも、こっちも元気がなくなるんで、耳をふさいでしまいます。防衛本能。抵抗してないと、ある日すべてを私こそがほっぱらかしてしまいそうな予感いつもあるんだもの。まだタイ料理とか食べたいしね。楽しいこともあるだろし。空気の悪いこの部屋をでて森林浴なぞして思い出をつくったり思い出を顧みたり思い出をゴミ箱に入れたり戻したり切り張りしたり風に流したり遊びベタですから。欲のみが私をいかしているのね。欲張ろう。都合のよい結論。 「めんどくさい」って口に出せる人はその言葉に打ち倒されないつよい人なのかも…。いや鈍いんちゃう？いいや。ＣＤをレンタル。シンガーソンガーさん、なんかお久しぶりってカンジ。6.14
まっすぐ家に帰りたくなくて来た電車に乗って懐かしい場所まで乗っていった。訪ねた人が驚いている様子に驚いた自分に満足したりして、全くこの年にして成長がない。
同じことを繰り返していると飽きるのである。占いの仕事と勉強はよく続いているほうだよなぁと思うけれども、ときどき、訳知り顔で人にアドバイスしている自分がまことにしらじらしく感じてしまう。自分も「勝手にやりたい」ほうだし、人に対しても「勝手にやればいい」と考えようとするので。お客さんにも「好きにすればいい！」でしまいにはしめくくってしまいたくなる。
好きにする、というのが、でも、案外、カンタンなことではないんだなと思い知らされるこの仕事、うさんくさいのに私には重荷です。というか、何をやっても考えすぎてきついのだけれど。
「好きにする」内容が、「自分の思い通りにしたい」煩悩が、欲が、強すぎる。なのに、あいまい。なのに、文句と待ちの姿勢。人は私を映してくれる鏡。考えすぎないで行動を積み重ねてみることも必要なんだよね・・・。もうちょっと遊んで考えよう。おかしな結論。6.12
全然 ぐーっ
土曜日が仕事でも、金曜の夜は不思議とホッと気が緩む。街に洩れでる週末キブンが伝わって、自分もいたずらに気を張っていなくていいような気持ちになる。気を張って、たいそうなことをしているわけでは全然ないのだが。
家に帰ってから、ご飯を食べるんじゃなくて、コーヒー豆をひいて、コーヒーをいれて、ぼんやりと飲んでいたくなる。雨だから、酔わずにいて、うっすらと覚醒して、頭を開放していたくなる。ふだん、頭を駆使しているわけでも全然全くないのだが。雨が、おそらく、湿った強さで内面をからだの中に押しこんで引きこもり状態にさせるから気持ちいいんだ。お腹はぐーっと鳴っているのだが。
ドーナツを、後輩が、持ってきてくれたのが、カバンの中にある。大きなお腹で突然、いつも、私がひとりでいる教室にやってくる。地面が滑りやすいっつーのに。彼女はだんだん童女のような顔になる。神経質そうだった口調もやわらかくなって。
なんてかわいいんだろ。
彼女の帰った教室に、彼女のまるみが残っていた。右手のひらに、植木鉢みたいに膨らんだ彼女のお腹の感触が残っていた。ありがとぅ。忘れているものを思い出させてくれるひとが必ずいつもあらわれるのだが、メッセージ全部はいつも受け取り損ねてしまうんだね。しかも、人を切って捨てる棒みたいな言葉を吐き出した後なんかに、メッセンジャーはあらわれるんだ。
いやなことを言って厭味を体から取り除かないと優しい気持ちがわきでてこないのは、なーぜー。コーヒー豆をたくさんくれた人は、私のコーヒー好きをちゃんと覚えてくれていたのにね。おいしいよ。ありがとうも全然、伝えられてないや。6.10
ちいちゃい絵のまほう
昨日のおまけに補足すると、「自由業」などと書くと、医者や歯医者では案外、きちんと対応されてきました。フレンドリーではないが、何かあってもいやなのでというわけなのか勘違いしているのか慇懃丁寧？ 人って浅はかだと思う。私もね。今日は早退して更新。ひさしぶりにたのしかった。
写真は意味なく浮世絵トランプ。箱根の宮ノ下温泉にあった骨董品屋さんで購入したもの。熱中しない私のほのかに嗜好するもののひとつに、カード類がある。西洋タロットカード、易カード ＆トランプ。絵柄を眺めているだけで満足する。子供がお菓子のオマケのキャラクター（とかスポーツ選手とかの）カードを集めるのと同じような感覚なんだろうか？ 宝くじがあたったら東急ハンズやカタログなどにあるカード類をぜんぶ買いたい私なのである。並べてうっとりしたいだけなのである。のんきすぎる。悩んでも悩みにすら根気がつづかない。6.7
前へすすめない。
5月は何をしていたんですか？
内面葛藤と現状解析の空しい試みと現実逃避と現状維持及び体力温存というぬるい青春を送っていました。喉をはらしたりして。
私にとっての現実逃避はただ読書。目が痛くなり。
なにかわかったような気になって救われているが、ただの現実逃避なのです。
だまっていることも。現実逃避。
貴乃花のパーマ頭を見ていることも。現実逃避。
サザエのつぼ焼きを食べることも。それは、風邪が治りかけて前向きになれた日のことでしたが。まだ貴乃花が気になって。
休みがほしいだけなんでしょかね。風邪と勤務のあいだに久しぶりの人に会ったり初めての人に会ったり喉をはらしきったり。
結局風邪が治っていなかったようで久しぶりに医者へ行きました。
医者へ行くとね、問診表などに未婚か既婚か、流産経験はあるか、親は存命かあるいは何で死んだかあるいは勤め先などいろいろ書く欄があり、そんなものは書かないわけだけれど、職業は自由業かその他と書くわけだけれど、頼りないよな気にはなるわね。去年の引越しの際にも感じたけれども、このさきカイシャをやめるとすると、ずっといるわけではないから、立派げな親が死んだりすると、まぁ今度こそはしっかりしないとね、どよ〜ん。と、熱っぽい頭が貴乃花の顔みたいに冗談まるでない状態になったわね。でも、とりあえずは、熱をさましてでなおします。ただの苦悩で、ただの風邪。「のんびりやって」の声がいちばん効くね。ガクン。がんばらないと。
新潟ツアーの幹事も決まったよ。ベストぺんてかは決まってないよ。あーん？ 6.6
「枯れて」ますか？
そうね。サイトの更新が滞り、発するコトバも、なにか力が抜けている？
滞りっぷりは過去にもっとすごいのがあったのですが、おそらく力の抜け加減は過去最高かもしれません。今。
力が抜けるというのは、本人的にはいいんかもしれないが、はたから見るとつまんないのかもしれません。ごめん。
一応、言ってみた。ごめん。
今。紹介型ブログのミクシィには ポツポツと書き込んでるし、日常で変化が多いので、なおかつオトコ関係は変化が特にないので、個人的には 適度に活性化して日々前進してたつもりなんだけど。
姓名判断も習い始めちゃったし疑心を解消するためもあって。（芸名つけてあげるね。） そんなような多忙な日々にオトコをほうっておいて寝取られたことが、とおーい過去にあったことを、今、思い出さなくてもいいのに思い出しましたが。
キケン？
そうね、任された占いガッコを軌道にのせとくのが やはり今は一番の仕事で。そして自分の生活力（占い力と言ってもいい）をつけるのがもう一番の仕事で。そして私はしあわせになりたいんです。
は？
あなたがしあわせになって、私もしあわせになりたいんです。 うー？ は？
ぺんてか、好き？
えみこは、ぺんてか、今でも好き？
ぺんてかは、「意味がない」ってコトバなんだよ。私が作った。
意味ばかりでがんじがらめのまわりに我慢できなくて。適応できなくて、と、言ってもよいですが。意味がないことを意味にしたくてはじめたんだよ。 カイシャをやめて。26、7歳の頃だったか。 詩を書くのが楽しいから書くと言う人がうらやましくて、自己顕示的に詩を発表する人がうらやましくて、詩にひたっていられれば満足の文学少女文学青年がうらやましくて。私も詩を書いてみたが、私は、わからなかった。
私の詩は私にとっての「階段」で、階段は、楽しくも人に自慢できるものでもひたれるものでもなくて、踏みしめていくだけの草の生えていない段々。 だから、つまんない時はごめん。 私は、今でも、わからない。
わからないから、詩と離れないでいるんだろう。 知りたいよ。真実を。って書いてしまえ。 知るためだけに生きてもいい。 かっこつけすぎ。そのために踏みしめていく階段が、私にはコトバであって、コトバを介する苦痛であって、ヨロコビである。
ささいなコトバで、私は涙をこぼしてしまう。心に触れてくるコトバを目にし耳にした時。かなしくて泣くことはほとんどなくなった。私はだんだん薄くなる。コトバが通り抜ける膜になればいい。
思いがけないところから発っせられてくるだろうコトバも、自分がいつか発するだろう今は知らないコトバも、これだけは変わらない、楽しみな待ち人だ。だからもっと、とおくへいきたい。えっとそれは外国とかじゃなくて。だからごめんね。2005.4.20
確かに
と書きはじめて、何が確かなのか忘れてしまった。
今日は、ちいちゃなカイシャのカイギに、国際的に活躍する著名な女性企業家が招かれてきて講演をしてくださった。おん年、70才。それにしては非常にエネルギッシュで、特筆すべきはかなりチャーミングな人だった。
男社会を一見、優雅に、しかし水面下では水かきを他の３倍動かして（本人談）泳いできた白鳥のような人、の、話なので、面白く。
なによりも、70才でこんなに若く優雅でいられるのかと、希望のようなものも湧き、
久しぶりに集中して、他人からの一方的なまとまった話に耳目を傾けた。
生涯現役。その人はさらに進む。挑戦、前進あるのみ。
ふだん、虚勢でなくなにごとかを成し遂げたと幅広く評価される人と、余り接する機会がないので、なんかすごくためになった。
ためになったのだが、ある一点で、ゴックンと飲み込めない。
それは何だろう〜と、帰りの電車の中でショボショボと考えていたのですが・・・。
なんですか？
おそらくー、70才でも、こんなに輝いてスーツ着て頑張ってなきゃいけないのか〜、
・・・と、いうことなのかもしれません。つかれる〜。いや、その方は全く疲れていませんが。少なくともそのようには全く見受けられません、人生を謳歌してらっしゃるのですが。
プラス思考、自己実現、前向きオンリーの生きかた本に、なるほどなるほどぉと元気をもらいながらも励まされきれないでブックオフへ本を売っちゃうのは（てか最初から買わないわけだけど）、こんなところに理由あり、か。
おまえがつかれる〜
それじゃ、あんたどうすんのよ。と、電車の窓ガラスに映るじぶんに問いました。きまぐれに古典なんか読んだりして〜 しかもルビ付きで。
きまぐれに古典なんか風呂で読んでてもいい、明日の心配も特にない、おばぁちゃんまた〜とか言われながらぼぅ〜っとしてられる70才。自分を棚にあげまくっていえば、そんな人のほうが自分の理想には近い感じします。
ガッコでも、オミセでも、高齢の方に対して、生涯現役ですよ、一生働いてください、勉強してください、活躍できます、してください、って、それがふさわしいと思える人には力説しているのですが、・・・実際はどうなんでしょう。 そう言われることって、嬉しいのでしょうか、みなすごく嬉しそうだから疑ってなかったけど、自分が最近つかれているせいか、実際はどうなんでしょうと思ってきたよ。これだから困る。4.12
私が担当しているカイシャのホームページにのせるセルフポートレートを撮らねばならず。
他人に早く提出しろしろと言っている手前、自分も出さねばならず。
ぐずぐずしていたが夜になってエイヤとケータイで撮る。
フワフワに着替えて。
バシバシ撮る。
実は昨日カールした。髪を。 繰り返される被災地の映像を美容院の鏡にはめこまれたモニターの中に見ながら。
もうむっちゃ。私はおんならしいよ。外見だけは。だれよこれは。出会い系ですよ。ケータイのシャッター音にアダルトっ気をそそられて撮る。
思うに室内の生活臭がデアイっぽいんだな。背景がカーテン。洗濯物とか見えないように片付けても、ソコに匂っています。
うぅん
ニコーリ白い歯がポイントです。カシャーン。口の奥に匂ってます。銀歯が。
（写真は載せません うぅん☆ばかっぽいん） とぃうよりばか。時間がかかりました。連休だったですねー。空ばかみてた。八百屋さんでクジをひいたら５等で大根があたったのです。
3.21
やっと背骨に力が戻ってきました。インフルエンザなのでしょうか。激しかった。今となっては医者に行く気がないのですが。
誕生日に買ってもらった新しいケータイだと、モニターいっぱいの写真も撮れることがわかり、じぶんの手と手でまぐわってみました。こころもとなくて。
どこまで来ても答えがなくて、何かばかばかしくて、これはこれでいいと思うのだけれど、はかない気持ちがぬぐえずに、自分とは関係のない「サヨウナラです」という語彙に涙がわいてしまう。
お隣に住む似た年齢のひとがキムチでチヂミを作ったからと持ってきてくれた。
サヨウナラばかりじゃ決してないのに。ラー油とおしょうゆをかけて食べるといい。
あんまりいつでも自分が別れの考えに近寄るので、前世でよっぽどの別れをした人なのだろうかと時々、想像してしまう。前世占いとかそういうの信じられないほうなんだけど。
お母さんはどうして早く死んだのかと、これまたどうにもならないことをまたまた考えはじめたり。その人が死ぬ前後に私の運ははっきり上がったと思える。私はその人を恨んでいたが、その人は自分の命を私にとられたのではないかと考えてしまう。こんなに哀しくなるのは父親もそろそろヤバイのではないかと危ぶんだり。どうして私は親しくない親のことをこういつまでも意識してしまうのだろうと哀しくなったり。そもそも自分の命がヤバイのではないかとはかなくなって、笑われて。テレビ電話に映る同じく風邪ひきのコイビトの顔も、なんだか宇宙ロケットから送られてくる映像みたいだ。ぼやけて。
長い宇宙時間から見たら、同じ家族や同じ人といる時間なんてそんな感じか。お母さんに会いたいと思っちゃうよ。・・・ま、風邪だってことだね。
血管も浮いてるね。チヂミ、おいしかった。関西の人なのです。2.19
コイビトがパチンコで給料一か月分を稼いでいるので、私もパチンコに行こうかなとぐらつく。
そんな月末月初が過ぎつつあり。
こんどのコイビトは長持ちして３年目。ソープランドに行こうかなと言うので行けばいいじゃないと返してしまう。コンドームをしないひとなのでビョーキがいやだから行ったら申告してほしいと注文する。感情は、揺れない。かつてない体験。
すきなのか？これでもコイビトのことが。
わたしは彼に変えられてしまったのかもしれない。遠くてもちかい。ずっと、逆だった。わたしは既にきみを記憶した。満足した。今ならサヨナラって手をふれる。いつでもふれるから今はふらないでいっしょにパチンコ、みたいな親愛。
それでも、 うそだよ行かないよーと言われると、それはプラスのきぶんになります。これがふつうっぽいのだろうか。こんなものか世のひとびとは。いいのか。2/5
いくつになっても、いいや、年をとればとるほど、なのだろうか。人から認められたいとか、格上にみられたいとか、そういうプライド、なのだろうか、自我は、やんわりと薄れるということはないものなのだろか。
仕事柄なのか、じぶんが一番ものをわかっている、一番すごい、という意識のひとがおおく、
はたから見ていてみぐるしく、もちろん、私もおなじようなものなのだろうが、みぐるしいね。60になっても、70になっても。すごい。
らくになりたいものです。しかし、みぐるしいものなのだろうか、ほんらい。それならそれでいいか。ほんにんはそれでいいんだろうし。いいのか。2/3
サイトリニューアル、モノヅクリ。占い別サイトもひそかに作りはじめたいのだが。晩年の楽しみにと、クリスマスに買ってもらったプレステで充分に遊ぶこともできず。流れる砂のよな日常と睡魔にからめとられて磨耗していく感情の隙間からふいに涙が滲み出してきて驚きます。
感情を少しゆするのは、日ごろうさんくさいと思っている人の思いがけない言葉だったりテレビでインタビューに答える忍耐強い被災者の言葉だったり。
去年引っ越してからこぎれいになった部屋が私に今までいったいなにをしてきたのかと思わせます。とりかえしのつかないことのようなどうでもいいことのような、わからない思いが大きくて水分を押し出すのかもしれません。でもすぐ乾かして別のことを考えはじめる。考えてるばっかりじゃだめです。
ミライという言葉が気になる。子供の頃から不安以外の感情で未来を思い描いたことがなかったけれど、今になって、自分を作り出してきた過去への怨念のようなものが薄まり、それだけ年をとったということなのでしょうが、それで以前のような表現ができなくなってきているのですが、事象を自分と切り離して見られるようになってきて、やっと、未来をつくるという意識を持ててきたのでしょうか。
遅すぎ？
怨念のようなものが薄まったのは大切にしてもらったからです。そういう気持ちになってきた。通勤電車の中などでぼぅっと、あのひともあのひとも支えてくれていたと思い返す時があります。でもすぐに別のことを考えちゃうんだけどね。考えてるばっかりじゃだめ！ 2005.1.23 4:06
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