2004.1-12
2004年の総括は、しなかったよ。
ごく個人的にはいい年だった。心機一転と平穏。
平穏からうまれるものを私はまだ知らない。来年はそれを知ろう。12.31
急ぐ電車内の連結部分でケータイ電話で話しこんでいたらいつのまにか、降りるべき駅をのりすごして遠いところまで来ていることに気がつき飛び降りる。電話の相手に文句を言うがなんのことかとおぼつかない。
夢のはなし。知らない町の知らない駅で。約束の時間は過ぎた。ガバと目が覚める。
郵便やさんがやってきて大きな箱を手渡される。
箱いっぱいの「ゴルゴ１３」と、ちっちゃなシークワーサーがコロコロ。
そういえばいたね、ゴルゴさんが。失敗することのない尊敬すべき男？ 依頼人を決して失望させない。デモ、読みながらときどき、笑ってしまうのだった。
「蔵書を送る」ってゴルゴさんのことだったのか。ありがとうです。
人をにっこりビックリさせたいね。
11.27 飲み会にいかせていただきます
しごと。べんきょう。ごはんをたべた。
そこそこ順調である。懸案事項も波静か。だけど夜、風がつよく吹くと猫は神経質になり部屋から逃げ出し私もどこかへ逃げ出したくなる。「ここではないどこか」そんなことばかり言っていた。子供の頃から。「今におまえはうちを壊す」母親が生きていた頃そう言って怒られた。私はいまだに。いいえ。私、私、誰もが私が一番で、私のことばかり。尊敬できる人を知らない。いいえ。時々キレた掃除のおじさんにもぐうたらな母親にも、思い出すたびに尊敬の念を覚える記憶がある。全体を見るから失望する。他人にも。自分にも。状況にも。窓をきちっと閉める。11.26
下記オマケ書いたのを忘れていた。UPもしないまま、はや11月も終わりそう。まあいいやなんでもUPだ、存在そのものが恥ずかしい。サイモン＆ガーファンクルで某氏にまた笑われるな。いいや私だって「東の渋谷、柏」で笑ってるんだから。あのね。職業病だ。不特定他者に向かって発信鈍るのは。なんかヘンにモノわかってきた。錯覚だけど。「幸せになれますよね、ボク」。「なれますよ」。言わせんな言わせんななれるなれるなれないとか言っていいわけ？唾飛んじゃう。きみのことも好きだよ。だから求めなくなった。ゴスペラーズの歌マネだけどね。いい作品たくさん届いてるんだよ。更新したい。紅葉をみたよ。求めなくなった？麻痺してんじゃない？頭殴られるまで。錯覚というより、今、実感が、ちょっと、ない。11.25
「暇になったらやろうやろう」と思っていたが、暇になったらやらないことが強烈に判明した。心底がっかりした。合間を縫ってやらなければ何もやらずに死ぬな確実に。
2004.10.30 休み。であるが、カイシャのサイトを更新しにいく。本音と建前。所要２時間。帰りに猫と自分の食料買い出し。猫にどんだけお金をかけていることか。ばかみたい。交通遺児の募金に募金しない。最寄駅前では三宅島や地震や、毎朝のように何がしかの募金活動が行われている。裕福な住民が多いのだろうか。その箱の中の金が本当に届くのか？聞かない私がいけない。たくさんの借金があった時にはユニセフに振り込みをしていたのに、暮らしぶりが落ち着いてきたら私は小金を惜しむ。小市民ってそういうものか。押入れから暖房器具を取り出そうとしてすっ転ぶ。昔のカセットテープが目にとまる。サイモン＆ガーファンクル、いいなと思い、聴く。たいして映画を見なかった頃のベスト３に「卒業」が入っていて、結婚式場から花嫁を連れ去るダスティン・ホフマンにむしろ私はなりたかったのだが、ずっと。気持ちを改めようと思います。そろそろ奪われてやる！とかいうのでなくて。おもて更新。いささか中毒気味のmixiは幸いに不具合が生じてつながらない。宿題がまだまだある。なくならないんだろう。なくなると死ぬな確実に。政府はさらに情けなくネットの掲示板もあいかわらずひどくて体調もさえず腹が立ってきて極限活力が生じてきたよ。むなしいとか言わないぞ。
「人を愛してる？」
なんて、メールを出した。10.13
そんなこと、聞いてしまえ！と思える相手がいるのは悪くない。（あんがとね。）
職場の人なんかにも、気軽に聞いてみるのも、しかし、いいのかもしれない。
「愛を叫ぶ」にあんだけ思いが集中したのも、なんか大切なこと、とりこぼしてきてるんだろう、私たち。
「連絡先をおしえて」
これで会えなくなってしまうかもしれないから
そう、私たちはいつでも会えると思っているが
通勤途中のコーヒーショップで倒れてそのまま
救急車の中で息をひきとることだってあり
待っても来ないということがのみこめないまま
時がすぎてやがてすこしずつ忘れていく
名前が２つあるのを知ってうれしくて小学生の頃
友達に触れまわったら友達がいなくなったと君は
私から目をそらさず機を見て自分を開いてみせて
あとは喋りっぱなし
自己主張が強くて誰に対してもオープンに見えた
教え子である君の手のひらの過敏さの理由がわかった
いじめられて刻まれた細かい神経の襞
トイレにいく間も惜しんで喋る
眉間に皺を寄せてずっとこんなだったと喋る
今までの分をとりかえすかのように喋る
同じ年の君と同じ生徒として遇った夜に
烈しい雨にはじかれて私たちの居場所はぬるく
駆られるように私も喋っていてとまらない
何のために喋るのか
何のために学ぶのか何のためにいきたのか
駆られるように私たちはお金をつかい時間を費やしてきた
帽子をとった頭髪が白すぎるよ
急がないと終電がなくなってしまう軒下で連絡先を教えあう
くどかないから大丈夫だと彼女が大事だからと繰り返されて
友達になろうよと私は言った
恥ずかしげもなく言う喋りたいという気持ちが抑えられずに
10.8
あめあめ
机の前に窓があり窓の向こうに通りがありクルマがひとをのせて走り去っていきます。どこかへ。
机の上にそれらしくノートパソコンをのせて送信します。どこかへ。
引越し荷物の中から学生時代の日記が出てきたのを１冊ボーイフレンド(と呼ぶことに)がまるまる読んでしまい、えっちなことなどまるで書いてない生真面目な文章が恥ずかしかったのですが彼は素直だなー素直だなーと繰り返していました。これって詩でしょこれが詩じゃないんならどういうのが詩かと聞きます。心情の吐露が詩という理解のよう。誰が書いてもおんなじみたいじゃだめなんだよと返すとどうしてだと言う。おれはこういうほうがいいえみちゃんたちのやってる詩とかより。
まあね。なに、まあね。
「１日のうちの３分の２は１人がいい」と書いてあった。そんなことを書いた記憶はある。負けたくない、ひとりは慣れてる、こわくない、日記に書かれたそういう言葉は今でもよく使うおなじみのツッパリセリフなのですが彼は変わった変わったと言っていました。私は変われてないなぁとめまいしそうです。このままでもいいけれどツッパらなくてすむぐらいに強くはなりたいですね。
こわいときはこわいって言っていいじゃないか。と。
「部屋を本でいっぱいにしたい。」 この部分だけは引越しを機に変わりました。本はこりごーりー。腰に悪すぎます。
仕事を終えてからうっかり元の部屋へ帰ろうとすることがなくなり、新しい街になじんできました。猫もまるくなって寝ています。８月、長かった。でも宿題はもうすこしこれから。机と仲良く。8.29
スケジュールテキ生活未適合
強制的に引越しさせるつもりでいる（はぁ）野良ネコちゃんが、うちの窓辺で涼んでいます。猫も夏ばてするのでしょう。家猫も、夜中に椅子の上からドタン！と必ず一度は音をたてて床になだれおち、体を投げ打って寝なおしています。今日は引越し準備をさすがにしなければいけませんが。めんどくさーい。休みになると体から力が抜けてしまう。休みと体って字が似てるのね。壁紙をこんなタイプに変えてみた。意味のないことやりたいなー。毎日意味あるげの予定こなそうとしてたら昨夜涙ぐんじまってたよ寝ようとしてバランスとってんだなばかと感じながら夢へ入っていった。山田太一編の「生きるかなしみ」に慰められ毎日をやりすごしたがバカーとも思ったりしてた。バカみたいとすべてに対し自分に対しても思ってる。感動してもすぐ反動がくる。無差別に殺されたりすることもバカみたいだ。ごめんなさい。アンニュイの原因はそこに。変わんないな。8.7
とにかく行こうっ （できたら北海道へ…）
で、ソーシャルネットワークシステムというのもあると教えてもらって始めてみたのだが。最初は、確率高い出会い系として広まったんでしょうかね。今のところ、ごく少数の知人としかやりとりしていないので、出会えそうにないです。というかそこに出会いを期待してない。友人の輪が広がる！というのがウリらしいのですが、匿名の友人の輪は私は広がらなくていい。ただ、はじめて匿名でデビューしたことと、直接の知り合いでは誰と誰が読んでいると確実にわかっているため、ここのオマケより書きやすいブンショもあります。でも、それを求めるだけなら、別にソーシャルネットワークでなくても、もうひとつホームページやブログを匿名で持てば済むことだよな。
新しいコトにはちょっぴりの刺激、活性剤がやっぱりあるのかもしれません。
久しぶりの休みで涼しいところで気を抜いたら心が乱れ、妙にテンションが下がってしまいました。だめ！ とにかく決めたこと、決められたことをやっていくノダ。起きたら出かける。昼になったら飯をくう。誠意を尽くす。（まじですの）。一日分稼ぐ。無事に帰りの電車乗る。睡眠天国。上出来。ばかか。だめ！余計なこと考えない。それで夏をのりきる。
余計なことをほんとに考えないで済むようになったら詩や文を書くこととも縁がなくなるのだろうけれど。睡眠不足で目覚めがアンニュイでも、「とにかく行こうっ！」（行ってしまえばどうにかなる）毎朝の掛け声です。
掛け声かけなきゃ動けないのだと考えると考えてしまうわけですが今は考えず。詩集発行は来年に持ち越しました。こぼれやすいところからこぼれて。しかし今は考えず。ガッ 7/23
ビールが飲みたい暑さだね。断酒中
インターネット時評を書くということになって、わかったのは、社会のことをたいして考えておらず、詩についてもたいして執着がなく、インターネット事情にもたいしてくわしくないということだった。ブログって、団地みたい、でもつながれていく、こういうのがみな面白いのだね。とにかく簡単だし。…そういう実感や感慨だけなんだな、私が面白がれることって。ということが、わかって、また多少は面白いんだな。自分の足くって頭ふくらます蛸のよう。味をしめてしまい。わかり切った！という時点で体がなくなればいいけどそうきれいにいきませんね。7月某日
「心配してるよ。わかんないの」。うーん、わかんない。
感情線が長すぎると相手に求めすぎるらしいが、私は長くないんだけどなぁ。支配ヨクのリーダー線が増えすぎかもなぁ。そういうわけで、もうすぐ七夕ですね。渋谷ロフトの前にぶらさがってる短冊を見て思い出した。「織姫と彦星だって一年に一度は会うんですから。時間を作ってくださいよ」。30も年上の方が軽々とそう言う。男の人はいいなと思う。私がそないな年であったなら誰も誘えないだろうなぁ。もちろん誘われないだろ。だから今がんばっておかないと、と思う。（男カンケじゃなくて）。
でも、逆に、年をとってくると、今、がまんしていると先がないという気持ちになってくるのだろうか。ある程度社会的な役割を済ませ、活躍すべき時代に活躍して、それで元気で生きているとしたら。夫婦であってもそれぞれの時間のすごし方を確立していて。互いに元気でいればそれでいい。と。 あー、私にはいつまでたっても夫婦のキビはわかんないです。布袋寅泰は持ち直すのかなぁ。
占いのお店にすわってて、感じるのは、人のヨクが深いな、ということ。そのために、くるしんでいる。自己実現しなくちゃ生きている甲斐がないような風潮で。自分らしく生きるのに模索する。そして私もそうしてきたのであるが。
「きょう、楽しかったね。」 そう自然と言える日が、一年に何度かあれば、それでいいのかもしれない。体の調子が戻ってきたので、また極端に前向きなことを思ったり。
とかサボってないでトウヒョ行って、原稿書かなくちゃぁな。
トウヒョはひじょーにメンドくさい。いつでも億劫。場所がトオイ。それでも毎回行くのは、文句つけるべき時に堂々とつけたいから、その一点。2004.7.3
大丈夫ですか
思ったよりこじらせちゃったみたいで、その間に台風６号が通過した。各地で被害が報告されていたが、私のうんと身近なところでは、ビル掃除の愛嬌者のおじさんが「カーッツ」と奇声を発した、ぐらい。
水の入った吸殻入れに唾を吐いていく人が多く、吸殻をすくって取り出す時に、手ににゅるりと感じていやなんだそうだ。おじさんは吸殻入れの蓋をシンバルみたいに叩きつけるか、一昨日みたいに奇声を出してまわりの人をちょいビクッとさせて気分転換し、後は茶目っ気あるいつもの人に戻る。「ためちゃうと帰りに痴漢しちゃうかもしれないデショ」。
なんでだか夜泣いたりして、かなしいわけではなくて、むしろなんでだかその逆のような感じで、イキテキタカンシャ？こりぇヤバイと思った、その間に台風が通過した。今日は暑かった。らしい。家から出ずに仕事していた。中途半端だと感じても、家でやるライター仕事を残しておくと、合間に片付けできたりしていいなと思う。「声が聞きたくて」というケロリとした電話にいい気になって。いい気になるのはいいことだと思って。
熱でボーっとしながら二、三日、思考が後ろ向きになるんでしょうかねぇ、去年、私が約束の日を守れなくて縁の切れた友人のことを思い出していた。
ギリギリになって断りのメールを入れた時（せめて電話をすればよかったのですよね）、「どうして、もっと早く言ってくれないのですか。こちらは他をやっと調整してその日だけなんとか空けたのに」というような返事。私は、その前にも日程を延期したことがあり、今回も明らかに私が悪いのに、あなたを恨んだのです。どうして、言ってくれないのだろう。「具合でも悪いのですか。大丈夫ですか」と。私を好きだと言ってくれていたじゃないか、と。
楽しげなことをサイトに書いているからオモシロおかしく暮らしているわけじゃない。でも、そういうことも言いたくなかった。ただ、私はかなしかった。自分のちっちぇーかなしみだけがかなしかったのだった。そしてその人がその人だけの怒りを伝えていることが。それだけの関係だと思った。
ほんとに子供じみている。あなたの余裕のない忙しさも、全く自分が悪いのも、わかっていたのです。
「けがしないでね」と、今日、私が言うと、「久しぶりに言ったねー」と、カレ。もう今日は二回も指を切ったと、なんだか嬉しそうだった。誰でも、心配されると嬉しい。自分が大事なのだ。誰かを好きだといっても自分のほうが好きなのだ。私だってそうなのだ。だからどうだということではないのですよ。体の調子がいいと、それでもいいよねと思えてくる。台風が去らないままじゃ困るのだし、そんなふうに烈しい嫌悪や不調も過ぎ去っていけばそれでいい。6.22
気弱なあたしがいやざんす
久しぶりに弱気になりました。理由は定かであらねども。足場がジワリと崩れてるカンジ。何かにシッカとつかまりたいけど、つかまりどころがないような〜。ただ、風邪ひいて熱出たせいかもしんないんだけども。ちっちゃ。それでなんでだか青学の前とか大金持って歩いていたら余りの暑さにはかない気持ちになりました。こんなオトナな街にガッコがあったら私はどうしていたかしら。体をこわしたら収入ゼロになるってことが、無意識オソロシイのかもしれもせん。こんな私はキライです。ときどきダレでも弱気になるでしょ。でも自分がそうだとイヤッなんだ。自分の意思以外のことで動かされると臆病風に吹かれるようだ。ふと弱気になる。その「ふと」がいや。ががんと弱気だったらいい、いっそ。やわやわした中途半端な弱気が胎児返りを誘うよ。おやすみなさい。とにかくエロエロな詩、むにゅぅ。6.20
交換日記は捨てないけれども日曜日に中華街や住宅展示場の屋外でぶっつづけ喋っているもんだから、週明けはノドがガラガラ、体力ないのでへばへばっております。人と話すことは苦手よ。でも、いろんなとこ行くのはおもしろいですね。猫がいなきゃ大阪でもどこでも行くんだけども。行く末は旅の占い師になりたいものです。交通費出してもらえば身ひとつで。富山のくすりやさん、みたいな。変なばぁちゃん希望。健康でいられれば、ね。色気も残っていてほしい（希望）。いるじゃん、映画とかで、年とってるのに妖しげな客引きみたいなばぁちゃん。今はおすましすぎて、まだまだねー。
と、テキトなことを、私も書いているわけですが。テキスト系のサイトを時々のぞくのですが、過激なことが書いてあっても、とにかくヒキツケルためのテクストなのかなと感じ、ネットをつなぎ始めた頃のように思い入れることがなくなった。それであっても、テキトなことの波間に、時に本音をまぜこぜて心身バランスをとりながら。そのためにホームページありとも感じてきているわけですが。ですが、思いがけない人に発見されたりもするのですよね。
石器時代の交換日記のきみからメールが届いたときには、さすがにギョッとしました。ですが私は返事いたしませんよ。
私は変わらず。基本は変わらず。「忘れてしまう」とほざいていても、忘れないことはたくさんある。覚えているから、記憶を侵さないでいたいのです。6.15
それとは別に・・・お便りの返事をまるで書いていなくてごめんなさい。年賀状の束がいまだに机の上にあるぐらいの体たらく。
栗の木の花じゃなくて、椎の木の新芽の匂いだ。と、ご指摘がありました。あいすみません。5.20
そしてまた日常
求めるとつらくなり、平常心を保つがまんをしていると思いがけなく充実を得る。わかっちゃいるけど悟りきることはない。同じ失敗は繰り返すものと思う。なまぬーるい風に泳がされ、カイシャから出たら駅と違う方向へ。新宿御苑から、逢魔ヶ時の新宿通りをフワフーワ散歩。日が長くなった。得した気分で、でも先日、階段ですべったのと同じ靴だからすっころばないように、ソ、ソ、と歩く。ムンとする栗の木の花の匂いが大気をはらんで夕暮れ時の街をからかっていく。精子の匂いだと昔から思う。岡田有希子が飛び降りたことを思い出さずにはいられない四谷四丁目サン・ミュージック前を通り過ぎ、途中、路地へ寄り道しながら、やっぱり賃貸ブッケンは高いね、フワフワと四谷駅前へ。２年前だかに入った記憶があるカフェの２階の同じ席から通りを見おろした。あの日は、カラスがゴミ箱からおいしいパンをよりわけるのを飽きずに見ていて、それをeさんにメールしたはずだ。喜怒哀楽の判別つきかねる感情を覚えている。今日は、思いがけない充実のことを、やっとひとりになって頭を開放できる場所で存分に思い出して味わっていた。ちゅーちゅーって。すぐにまた忘れちゃうものだからね。オワリ 5.11
おまけ、手抜きね
ぐずぐず延ばしていたホームページ移転を完了。ファイル数の多さにまいった。旧サーバーから一括ダウンロードして、新サーバーへ一括転送すればいいわけだが、なぜか途中で止まってしまう。なぜか容量オーバーでエラーもでて、頭が悪い。
そこで、いきてるんだか死んでるんだかわからないファイルたちの正体をいちいち確かめることに。ナンダコレと開いた朗読ファイルからぞっとするような自分の声が発せられてしびれたり。転送テストに、某コノＳさんの朗読ファイルを何度も使ったので、耳に妖怪の声がはりついて愉快になったり。（朗読ファイルが特にゾンビ化してた）。時代遅れの体裁やらツクリカタやらに改めて気づいてホホえんだり。切れてるリンクに、はかなさ沁みたり。新しツールに久方ぶりに好奇心わいたり。首、凝ったり。せっかく雨で、日曜の勤めが休みになったのに。
そして、おまけを読み直してビックリしてた。なにがって。（無言）。とりあえず、おまけの色を変える。また、それだけかよ。あ、うん、何であってもマンネリはだめね、元気がでなくなる。自分のせきにんだ。（私が自分を責めているときは実は他人をも批判したいときなのです。わかってた？ 偽善者だからソウナルノ）5.9
課題は終わらねど。
今日は、渋谷の歩道橋で思いきり階段落ちしてしまったのですが（スネ痛かった）、だいじょうぶ？と心配してくれる人がそばにいてうれしいなと思った。痛かったけど強がってられた。痛かったけど。痛かったけど。ただそんな日々。同時進行形で年くっていく間柄も、悪くない、そう思える時が最近、何度かあった。ご無沙汰していた人たちに会って。それからキミの声、耳に残ってる。なにやってんだろうな毎日。その人たちを知ってることで、支えられていたい。なんてことを思ったり、「キューティーハニー」を見たいと思ったり、とにかく寝ていたかったり。4.24
フツウです。
おまけや掲示板に元気なさげなことを書くと、なんとはなしに共感を覚えて安心する人がいたり、逆に、楽しげな書き込みが続くと「ずいぶん楽しそうでイイワネ」みたいな皮肉をきかされたりすることがあるので、楽しいことしか書いてヤラナイ！と、いつの日からか誓ったわけだが、そうできないこともありましたり。楽しいこと楽しいことと考えるうちに３月が終わってしまったじゃないか。
いや、不精なだけだった。コエンザイムＱ10を切らしてしまったからだ。
朝、玄関のドアをあけて、駅まで歩く道のり、見上げている空が、今はいちばん、じぶんに近い。よどんでいても、冴えわたっていても。ホッとする時間だ。どんなことがあっても、空が変わらずにあって。この空が変わってしまうことだけは避けなければいけないことなんだと思う。また、これでオワリです。目が覚めたら嘘をつこう。2004.3.31
陰と陽、かならず？
占いのガッコに通っていると、「ものごとには陰と陽がある。あかるい面の裏には必ず暗い面がある。陰極まれば陽となる。明けない夜がないように、悪いだけ、悪いまま、ということはない。逆もまたしかり」
みたいなことを割とどんなところでも習います。自分もそしてまた自分のガッコで、すました顔で（いつでもすました顔なのですが）教えます。確かにそうだと、思いあたることはいくつもあるのですが。けれども、ですね、たとえば、虐待やいじめに関わる事件を知ったり、お客さんから（父親、母親、兄弟、夫からの虐待）話を聞くたびに、コレの陽の部分はどういうことなワケ？
と思います。人間でいられないぐらい虐待されて命を失う子どもがいる。第三者に止められるまで虐待をやめられない成人。意思疎通のなさ。こういうことの陽はナニ。
かわいそうだなぁ、それにくらべると私んちなんかはなんだかんだいってしあわせねぇ、と、幸福を照らされることなのでしょうか。いや、これでオワリなんだけどね。2004.2.10
抵抗する しない
おまけが新年になってなかったね。
年賀欠礼葉書を出さない理由をゴタゴタ書こうと思っていて時機を逸した。年賀欠礼葉書は年とともに増えてくる。中学の頃によく遊びに行っていたかぎっ子の同級生のお母さんが亡くなったことを知ったり（ウチと違って掃除が行き届いた家で、同級生はその頃から料理上手だった）、十何年も会ってない知り合いのさらに知らないおじいさんやおばあさんが亡くなったことを知ったり、こんなことを言っちゃなんだけれども、知らせてもらわなくてもいいような死がどしどし届けられてくるのにどうもなじめない。去年は、家に帰って目にした欠礼葉書を見て大声をあげて泣いてしまった夜があった。（その早すぎる死を知ったところで直接なぐさめることも家族にお悔やみを言うことも共に悲しむこともできないならどうすればいいのだろう）
とかなんとか文句を付けて、社会儀礼を守らない私のような人が世の中に増えるのは、招かなくてもいい人の困惑を招いてしまうので、よくないと思います。結局ゴタゴタ書いている。
さて、今年もまた、いつのまにか夏だったということのないように、注射を打たれるのがいやで病院の前で後ろへのけぞり抵抗する子供のように、１月と２月のはざまでかかとに力をいれる。やりたいことがたくさんあるのです。
そしてまた、放っておいたらいつのまにか、旧パソコンと新パソコンのネットワークがつながっていた。不可解。今、古いパソコンのハードディスクのフォルダに手をつっこんで、新パソコンでこのページを更新している。抵抗しないほうがうまくいく場合もあることを、教えてくれるパソコン。それでいいのかい。 2004.1.22