2021.9.1

最近、断捨離と称して過去のノート、日記、手紙の整理をおこなっている。
それから、「樋口えみこ」でエゴサして、「樋口さんは生きているのだろうか」みたいなｔｗｅｅｔを見つけて苦笑。
自分の目につくところから消えたからと言って、人はそう簡単に死なないでしょう。
今のような状況下ではあっても。簡単には。

そうはいっても、わたし自身も簡単に、自分と関係の薄れた人は「生きているのだろうか」と簡単に世界から消してしまおうとする。なんて失礼な。
自己中的思考はいけないよ。
だが自己中なところがないと生き延びれないよ。

そうはいっても、記憶に残る名前を検索してみると、実際に早くに亡くなってしまっていた人もいた。
それで20代の時の彼から届いていたノートも読み直していた。
彼から送られる言葉は全部、詩だった。
顔も知らなかった頃、彼が住所不定の頃。通信手段が手紙か固定電話しかなかった頃。手紙。これは詩、捨てられるものじゃないです。
箱におさめる。


やっと過去の出来事をひとつの物語のように無感情で見られるようになって、
なってみれば先は短く、もしかしたらまだまだ続くのかもしれない。

今年、「生まれて」を、奇特な人が14年ぶりに増刷してくれた。
亡くなった親を悪く書いたことが申し訳なくなり、人様にほとんど送りつけなかった詩集。
愛ゆえの悪口だが、亡き母はそういった感情の仕組みはわからないだろう普通の人だったから。

また、エゴサしていて（いいねぇ）わたしの詩について
「こんなことしたら（むき出しにことばをつないで）ボロボロになりそうでおっかない」と、感想を書いてくれてた奇特な人も発見。
わたしはボロボロになっておりません。詩ですから。
生活も不思議と安定しておりますし。


むき出しになんてしていないし、
一部不完全とはいえ大変推敲作業しておりますし、
これをむき出しだなんて、
ずいぶんと繊細な時代になったものですね。

ともかくは還暦目前となり充分に未熟なまま生き延びててよかったネ、鈍くてね。すました顔で、
どうなっちゃっているんだろう。生きてみないとわからないことだ。

少なくとも３人発見した奇特な方への返信ということで。防災の日に。いーねー、ホームページ、このドクハク感！　





2021.4.1 エイプリルフール♪

インターネット回線の変更に伴って、niftyを色々整理。
ホームページを残すことは可能とのこと。
久々につないでみたら、古い友人に会ったようでホッとした、4月のスタート。

スマホ、SNS時代に入っても、
人は変わったようで、変わらないようで、

いつまでも更新中。元気でね。



















おまけ。2015



よく来たね。

今日は自己内ストライキをしました。恐竜の映画を三本見て誰のことについても感情を揺らさない。
9月になって、感情が板のようになっているのを感じるけれども、そんなときもあるのだろう。
気がかりが多すぎて器を超えたのか。ちいちゃい器だからね。いや、あなたより小さいとは言わない。

ずいぶん無為に過ごした、過ごしていると思っても、
あるいは逆に大変充実して過ごしていると数日感じていても、
大きくとらえるとそんなに違いはない、のだと思う。
しかしそう考えるとやる気がおこらなくなるから、考えないようにしているだろう。
。

それでもわたしは、がんばっている人が好きだし
ストイックにがんばる私が好きなのだ、
が、器のせいで無理があるんだろう、ストライキはやってくる。

今回、数年ぶりにやってきたが。

退廃を感じたなぁ。
それで久しぶりに人間的だった。

9.14