さらにおまけ。2006.1-
なにを書いていけるかな。
12月は駆け足で
冬って寒くて嫌いだけれど、ある種終末感に不思議と平穏を見出し、心静かにラストスパートがかけられる。
みんなが好きな東野圭吾「手紙」を読んでみた。どんどん読みたくなるが、何かが、早すぎる。
初詣に行きたいなーー。（ソレも、早いダロ） 12.8
何でも話せるってかけがえのない気がしている
何でも話せる相手なんてそうそういない。お喋りなのに、気持ちのことは全然喋らない人は困る。それでかなしい思いをしたものだ。周期的に、そんなことを思い出す。前を向いていってるつもりだけどね。
表の更新は、12月にまとめてやります。作品が揃ってから。投稿してくれている人に返信せず申し訳ない気持ちと、少しすねている気持ちと。勝手すぎますね。11/25
Ａくん
言葉を選んでＡくんは話している どうしていつも丁寧に接してくれるのだろう
Ａくんを誠実だと感じるけれど 心を伝える言葉を聞かない
いつも不思議だった
自分を知られるのが怖いのに どうして言葉を綴るのだろう と
勢いのある言葉で心をガードする Ａくんを揺さぶってみたかった
おろおろさせて 形ばかりの言葉を崩してみたかった
Ａくんの心を聴いてみたかった 最初はそんな気持ちだったけど
心を聴くなんて 軽々しく考えたら報いを受けるのは私だと わかったのはやってしまってからのこと
憶えていられないぐらいのことがあった
今もＡくんは言葉を選んで話しているけれど 私はさわらないし揺さぶらない
「わかった」と言うだけ
言葉を選ぶ間があいてあなたの思考回路の よどみやずるさが見えると少しだけ 今でもセクシーだと感じるけれど
それに気づくと私もなるべく言葉を継ぎ足さず あなたを感じるようにしているのだけれど
あなたと話していても 私が思い浮かべているのは聴いてしまったＡ君の心
だから「わかった」と言うだけ
心は別の言葉かもしれないけれど 言わない それはあなたに倣っているの
さよならしても続くことがあると教えてくれるＡくんに ささやかな感謝と意地悪を込めてね
さて、と。
仕事の占いサイト更新やメール鑑定をするために、パソコンに向かう時間が多くなって、夜更かしになり、生活スタイルは、フリー時代の10年前とふたたび似た感じになっているわけだが、こころもちは、ずいぶん異なっている。
10年前の作品も載っている詩集を今度出すとなると、恥ずかしい。
読むと、私は、恥ずかしいひとだなぁ。と、思う。
安定した生活者からは想像つかないような心持ちで、詩のようなものを書いていた。くるしい、なんて言葉は簡単すぎたよ。
「昔の詩はよかった」と言われると、そうなのだろうなと思う。生き残ろうとするエネルギーなのかなと思う。性欲もそこへ通じると思う。「官能性」という言葉は余り好きじゃない、ただ性欲でありマサニ生欲。
原始的な何かがないと、こころが尽きてしまいそうだったと思う。
思う一方で、もういやだと思う。
もういやだし、もう充分、ということなのかもしれないし、わたしは、また、今の仕事がそこそこ好きで、そこに詩的満足に似たものを見ているのかもしれない。どうしょ〜うもない仕事だがそうそうお気楽でもない。必死だったりもする。人と向き合って話を聞く、向き合えない人と接して溝の原因を考察する……、ということは、詩誌を作っていた時から、無意識にやっていたことと同じ。ただ、手段が、技術的になり、穏やかになっただけだ。
詩は、手段としては、あいまいだ。そこが、いいところだけれど。
あいまいなところは飲み込んでしまえるようになったけど、手段があいまないのはどうも。
言うまでもなく、わたしは、詩が好きだ。こんなサイトをやっているぐらいですから。
でも・・・
書かれた詩だけが好きなわけではないのかもしれない。
もったいつけるなよ？
年増になり、こころを安定させるすべを見つけて滅多にムキにならなくなった。だからムキになって伝えたいこともなくなってしまったのだろうか？ 自分の中のことはもう、いいんだ。ときどきグチらしてくれればそれで。
人や、現象の中に見つけたい。なにを？
悩みはあるけどくるしくはない。悩みはなくなんないだろう。
だけどくるしい自分に、戻りたくはない。戻りたくなくても時には戻ってしまうだろうし、生活はいつも綱渡りだけれど。それはいいんだ好きで選んでいることだから。ただ、こころはせめて、さざなみで。凡庸であろうと、さざなみで。
詩は書いていくと思う。だけど、わたしはいつだって、詩人になりたいわけじゃないんだ。流れていれば、また、今をふりかえるだろう。
そして率直な感想はもちろん歓迎です。大好きだよ、嫌いだよ、少しだけ知っている人たち。11.6
乾燥と もくもく
隣のアパートで犬が何時間も鳴いている。つらそうな声で。
ペット可の家賃の高いアパートなのだけれど、そういえば、前に「犬がうるさくて困るわね」と大家さんが申し訳ないような顔で言っていたことがあった。その時は何も気にしていなかったけれど、そのワンちゃんなのかな。ひとりでお留守番なのだろうか、何か事情があるのだろうか。
あんなに続けざまに鳴いていたんじゃ、さらに苦情がくるだろう。保健所にやられないといいけどな。犬のために高い家賃を払う人達を信じる気持ちと、ペット好きに対する不信な気持ちと。
週末、なんとなく泣いてしまったら気分が変わった。泣くとらくになると言われても、「はい、ではひぐち行きます！」というわけにはいかない。具体的にこれがかなしいとかあれがつらいとかではないのだし。ただ、乾燥しているんだな。
空気が。
あんまりたくさんは泣かなかった。ひたりきれるほど純じゃないから。でも、泣くぐらいにはまだ純なのか。
ぺんてかの更新。はじめるまでは面倒くさい。はじめると没頭する。誰も気づかないようなところまで構いたくなる。まず最初にやるのは、今ある作品をバックナンバーへ収めることと、各人のプロフィールの更新。古いのをしまって、出してきて、新たなことを少しだけ付け加える。わたしの脳裏にも、少しだけ付け加わる。もくもくと無言の半日。もしかして、
さみしいひとなのかな？私は
と、ふと思うが、思っていても片付かないのでまたもくもくと。
続けるということが苦手なわたしが、これだけは続いてきた。みなさんご不満はありましょうが人に期待しないでください。期待はじぶんにするものです。そして勝手にもくもくと。もくもくの理由はあるのだろう。
すきなのだよ。10.21
正直な今のわたしの気持ちを言葉でたとえるならば、
パンチパンチパーンチ！！！
だ
語彙すくなっ
10.17
高波
ずっと、夢を見ていなかったのに、このごろ、なまなましい夢を見る。後から、この記憶は、現実のものなのか、それとも夢で見たことだったかなぁ、と、とんちんかんに考えていることも。
海沿いの街の国道は、懐かしくもあり、知らなくもあり。
干物が干してありそうな、浜辺に下りる石段は、急であり、下が見えない。目の前は水平線。このあたり、民宿や小さな旅館が、山の斜面に向かって伸びる細い路地や坂道にぽつぽつと並ぶ街。
国道の歩道の際で立ち止まっていると、みるみる、水平線が身長を超えるほどに高まって、ヤバイと思った瞬間、一気に、膨らみがつぶれて押し寄せてきた。ヤバイよついに来たよと身を翻す足元を、塩水がおおう。ヤバイ。
けれど、海は、国道の路肩までのぼって、勢いを失う。高低差をのぼりきれなかったんだね。退いていく。
靴が濡れてしまったけれど何事もなかったかのように、車に乗った。
このあたりじゃ珍しいことではないのかもしれない。坂の脇の古びた旅館のホールでは、なにか宗教的な行事が行われるらしく、人の集まっているざわめき、鈴に似た耳に残るスレのある金属音、あたたかい人の吐息の気配が感じられる。でも、通りには誰も見えない。
車を運転しているのは、初めて見る人なのに、私たちは長年連れ添った人達のように話している。肌が触れ合っても違和感がない。どこへ行くんだろう。スピードが出すぎでは。進んでいる方角は、たぶん北。
オープンカーで、曇り空、湿っぽい風を突っ切って進んでいると、そろそろ、目を覚まさないといけないんじゃないかと思えてきた。続きが知りたくあっても。「またね。」
あれは日本海ですよ。太平洋ではありえない(笑?) 潮の気配が違う。
・・・某氏のように、パン生地をこねあげる根気がなくて、冷凍もののクロワッサン生地が、オーブンで焼きあがるのを待ちながら、つれづれ…。フレッシュバターの甘い匂いがお香みたいに部屋を濃くする。パンは、運営している占いサイトのアフィリエイトで使っている輸入食材店から購入したもの。おいしかったら、ベーグルも買ってみようと思う。焼きたてのベーグルを毎日買うということがなかなかできないので。アフィリエイトは、自分が利用したもの、利用してみたいものに限っている。あ、焼けた。10.1
やめよ。
ある人へのわだかまりをここに書こうとしてやめた。直接話すのもいやなんだけど、憤りを散らせずにいてうんざりしたから。
でも、やめました。
腹がたつようなことや関係性から、遠くへいこう。9.15
なぜ、あんなに荒れていたのだろう。
嵐。
今の部屋に越してきてから、3年目。街の雰囲気なのか、それこそ、部屋の気なのか？ 荒れなくなった。大変なことがあっても以前の自分なら傷に塩を塗るようなことをしてしまっていたのに、波はいつしかおさまっていく。おさめていようと自然としているのかもしれない。
年齢的なものもあるのだろうが、引越しというのは、いいものなのかもしれない。引越しまでいかなくても、ものを捨てたり、家具の位置を変えたり、カーペットを替えたりするのでも、随分と気分は変わる。
通りの車の音がうるさいとか排気ガスがいやだとか風通しがよすぎるとか、二階の音が近いとか、気にすればきりがないけど、「充分だな」とも思う。
どんなところに住んでいても、やるべきことをやれる人はたくさんいるけれど、わたしは、軟弱者だろう、ある程度快適な環境は必要みたいだ。次の引越しも楽しみにしていようっと。9.12
あいだ
古いパソコンを捨てるためにデータを整理した。
何年も前のテキストやメールを目にした。削除したと思っていたテキストもあった。
時間がたったから冷静に読める、という内容のものもあった。
変わっていないと思っても、自分も少しずつ変わってきているのだなと思った。
ほかの人も、そうだろうか。
わたしは、自分がおそろしいと思った。
でも、同じように、人も、おそろしいと思った。
わたし以外の人も、おそろしいことを書き綴っている。
いろんな人との出会いで、教えられてきたことを思った。
傷つけられたのは、わたしが傷つけたことがあるからなのだ。と思った。
傷つけたのは、わたしが傷つけられたことがあるからだ。
でも、もう充分やってきた。卒業しようとしていい。と、思った。
わたしには、あいだ、が、なかった。
ストイックか、自堕落か。
ルーズか、潔癖。
人としてどうあるべきか、友人としてどうあるべきか、恋人として配偶者としてどうあるべきか、家族としてどうあるべきか。
べき、べき、べき、で、自分もまわりの人も追い詰めた。断崖まで。
追い詰め追い詰められる表現は、でも、イージーなものだ。きちんと自分ができていなくて表現し切れないから、イージーに走るのだと思う。
まぁ、自分で気づいていないイージーな人も、多いわけだけど。それに対抗するのに逆方向のイージー表現使っていたら、疲弊する。と、気づいた。
あいだの表現、埋まるだろうか。8.28
namida
なつなつなつなつここなつ。まだなつですよ。というメールは送ったものの、
そろそろ終わりなのかもな。
涙がでるもん。わけもなく。
だれかが去っていくんだな。かっこ悪いわたししかまた見せられなかったね。オーラの泉ふう。
ときどき、ハッカ水のプールに頭まで長時間浸かって内外消毒したくなる。無理なんだけど。
プールの形は真四角。アクリル製。１分も息を止めていられないが、イメージするだけでも気休めになる。想像の中でも、１分以上はもたない。変なところがリアリスト。同じように、ときどき浮かぶイメージは、背中のチャックを開けて、内側を開いて日光消毒。
グロでなく、アルマジロの形のアニマルバッグのチャックを開いたイメージで。
子供の頃から20代までは、体がつらいと、涼しいライ麦畠の中に寝転んでいるイメージを描いた。麦の匂い。行ったことはないけれど。見たことのない友だちの気配がいつもした。8.23
受験
お昼寝から起きると、携帯にかわいい声の伝言が入っていた。知らない番号だし名前が聞き取れない。間違いだとは思うけど、万が一連絡した人がいたらごめんなさい。
ある人のプロフィールを削除要請され削除。不本意ではあるが。２ちゃんにリンクされたとか。何をやっているの。貼られるのが怖くて公にはマジなこと発表できない不自由さ。詩人はみんな「わけわかんないこと書いてるやつスレ」に（あったら）貼られちゃうのね。
夏休みの宿題よろしく、ラストスパートをたんたんと。まとめの時期みたいだ。ウキウキできない作業だけれど、進めなくては。受験勉強中の学生のような心持ちだが、何を受験するのか、本人、わかっていないようです。
深夜には焼きそばを食べたい気がする。キャベツたっぷりの。8.19
どこかに、
今の自分を納得させてくれる言葉があるような、気がするのは間違いなのだけれど、まだ、探してしまう夜があるなんて。
よくできた虚構は人にいやな思いをさせないものだな。8.6
気づかい
姓名判断の教室、欠席をしたら、静岡から通っている同級生のおねぃさんが、ＭＤからわざわざテープにダビングして郵送してくれた。（私がＭＤプレイヤも持ってないので）。頼んでもいないのに、びっくりした。
いまどき、カセットテープが郵便受けに届くと、うれしいです。中身が楽しくない（おっと失言）授業でも。
愉快なことと、うんざりすることが波のように来る。今年。
いやなことが避けられないなら、せめて、波乗り。少しうまくなろう。7.22
そうでしょうか。
悟ってないし。決めてないし。終わってない。挑んでもない？（コラ） いまが一番、いつも、すき。
ため息つくことが増えても。でも、どこへも、戻りたくないな。7.11
もうすこしで完了。一周できる
６月、早かった。わりかしハードに。変化のある時、ハードになるのは仕方ない。変化は避けて通れないや。
５月末までにいただいた投稿作品は７篇。常連さんたちだ。プリントアウトして眺めていて、選べない、今回は選びたくない、なんで選ばないといけないんだ（いや私が決めたんですけど）、と、思って、今回だけ全部載せてしまえー、さらしてやるー、と決めた。
何度も送ってもらっていると、その人その人の思いが、しみてきてしまう。いや、何度も送ってもらっているからしみてくるとは限らないな。５月は、書かせる月だったのか？
しみてくる、というのは悪くないでしょ。
上手でも、しみてこない作品は、多いと感じる。なぜだろう。
自分のことだけ書いていても、読み込める作品と、うんざりする作品がある。どこが違うのだろう。
詩を読んでしんみりした。がんばろうよと思った。単純な感想。悪くないと思った。私はなにものでもないので、ただ感想を言える。
汗だくでも夏がいいな。埃の積もりそうな本や漫画やCDをブックオフへ持っていったらスッキリした。いろんなことが重くなる分、持ち物は減らしたい。6.30
はいはい。ご用？
いなかの妹がいまどき携帯電話を買ったらしく、ケータイメールの設定やら何やらを「わからない」「どうして」「どうなってるの」と聞いてくる。いらいらする(ﾊﾊ；) が、根気よく説明する。が、いつまで根気が持つかわからない。ちっとは自分で考えろよ・・・ ちっとは私の心配もしろよ
私は普段、何気なく尋ねていたけど、パソコンのこと、いろいろ教えてくれる人って、許容力あるなぁと今さらながらに思います。それだけパソコンが好きってことなのかもしれないけれども。
兄弟でなかったらつきあってないタイプだ、妹は。わたしの人間性を広げてくれる貴重な人、なのカモシレナイ。カミサマよ。
私は、お節介だが、面倒見はあまりよくない。「自分で考えて後は自分でやればいい」と、人にも求めてしまうらしい。突き放したように感じられることもあるようだ。心の中では気にかけてるんですけどね。尊重してるってことなんですよ〜 カナ
占い師の後輩なんか見てると、きつい言葉連発しながらも、なんだかんだと知人の世話をやいている。「全然言うこと聞かない」などと文句ブーブー言いながら、相談にのってやっている、そしてまた怒りながらも、結局相談にのってやっている。見事だ・・・
わたしは、ひとりでやることが好きだし、ひとりで勝手になんでもやってるようなあなたが好き。そんなわけです。6.22
愛していたよ
週末を休養にあてた。
睡眠と、時間は、何にも優る薬と思う。
不正出血という症状が出て、おんななんだなと思い当たる。セックスしようと何しようと、余り感じることのない感覚。子供を孕んだり産んだりおろしたりするときぐらいしか感じないのかも。さみしいとか、そういうのは、性に関係ない。
体からたくさん血が出続けている状態というのは、異常なことだ。毎月の生理は、そんなものだと慣れているけど、出血は異常なことなのだ、やはり。まいってしまった。なれど、「不正出血」で調べてみると、女性の８割は経験しているという珍しくない症状らしい。今まで、８割に入ってなかっただけなのかー。そんな話を、年下の知人と先日したばかり。
久しぶりに婦人科の診察台に横たわる。女医さんだったが。慣れませんね。このままだと貧血になるといわれて薬をもらった。子宮がんの検査もする。ストレスが原因だったり、理由が特定できないことも多いらしい。止血剤を４日間飲んで、血が止まった。
体が軽く。うれしくなった。うれしいと、いろんなことを楽観的に考えられる。人のことも心配できる。
「ダヴィンチ・コード」は最後があっけなかったな。もっとドロドロするかと思えばさわやかな。映画は見なくてもいいかなぁ…。あぁでも、新しい映画は見たい。
久しぶりに弱い自分を見て、さらに弱った。でも、別に、悪くない。やることをやる。しずかな夜に思うことは、私に甘えて傷つける人を私は愛していたのだと、それだけのこと。過去は去っても、事実は変わらない。今週は忙しい。忙しくなりたい。がんばろう。6.17
いろいろ
いろいろあると、久しぶりに私らしいな、とも思うし、まだこんなことやってんのかよ、とも思う。そろそろ飽きてもいい頃「いろいろ」。浴衣を買った。どこで着るということでもないのですが。買えば着るし、着方をいろいろ教えてくれる知人とも会って話せる。彼女が「似合いそう」と教えてくれた特価品の着物なのだ。居住まいを正さないと。居住まいを正して、変なことを書いていればいい。（?!） へんなことをやっていたら、文章にならないや。
「いろいろ」っていうのが、若くして亡くなった友人の口癖だったなと思い出す。グチをめったにこぼさず、聞くと「いろいろ」ぐらいしか説明しなかった。強かったね。私は長らえて「いろいろ」まだやってるみたいだよ。
ぽつぽつと送っていただいてる詩集がたまってきたなぁ。「ダヴィンチ・コード」を今頃読み始めたなぁ。理屈と気持ちは、別物だなぁ。この切なさは今年、占いの通りと思っちゃうなぁ(ﾆｶﾞ笑)。そしたら進むこともできるはず。6.10
たくさん眠った
ほんとうのことなんて、書けるはずがないですよね。皆が読んでいるのだから。どこにでも。だからノートを取り出して、昔のように何枚も何枚も心情を綴ろうかと考えたけれど、やめてしまった。それで気が済んでしまう気がしたので。そして感情は放ってしまわれてかえりみられなくなってしまう。
頑張っている人は頑張っているな。ひっそりとサイトを更新しつづけている人。すてきです。
すぐに結論づけてしまわないようにしよう。体が熱くなって。夏が来ると思う。（更年期だったり?） 今年は浴衣着ようかな6.4
面白い
アクシデントがあると、きついけど、いろいろなことをまた確かめて進んでいくことができていいな、とも思う。道が決まってくるのは、悪くない。道が開けると、また、向こう側が愉しみになってくる。ときには、痛い思いも必要だ。（ほどほどがいいけどサ）
確かめることが私は好き。確かられるものには限度があるから、ささやかに、「わかった」「わかった」「そうだったのか」と、ばかの一つ覚えみたいに進んでいって、死んじゃうまでいけたらいいな。そしたらずっと面白い
6.2
うそ
良好とは言えない精神状態。でも、私は、恵まれているなと、考えることもできる。
私は、ほとんど嘘と縁のない生活を送っている。 虚勢はあるが嘘はない。 計算はそれなりにするが嘘はない。 怪しいことに手を染めていても、嘘をつかなくて済む状況にいつもいるし、体質として嘘が苦痛だ。
答えては損することでも、問われればほとんど言ってしまえる変なところがある。 おかしいと感じる人は、去っていけばいいと考える。
損はするけど、後ろめたさはごめんだ。 重たいものを持ち歩いて暮らすのは面倒だ。前の会社をやめたのも、嘘の片棒を担ぎたくなかったから。
かつての東電ＯＬみたいに、何か秘密がないと社会と折り合っていけない、と苦しんでいた時期が長いけれど、気づいてみると、嘘はいらなくなっていた。嘘を忘れるぐらいどん底だったり舞い上がったりしたせいだし、詩と名前をつけて吐き出してしまったからだろう。さらに、最近は、Bサイドだった占い師も、Aとあんまり変わらなくなってきた。きっと、それしかできないんだ。
嘘をつく人は・・・何を守っているんだろう。何かいいことが将来にあるわけ？ 私には、いつでも、わからないよ。無難な生活を送れないのがそのせいだとしても、わかりたくない。
正直すぎると、人を傷つけることもある。自分がラクでいたいから嘘をつきたくないんだ、つかれたくもない、だからたくさん傷つけた。
嘘をつくと、後からたくさん傷つける。あなたを失いたくないから嘘をついたんだ。そして傷つけた。
どちらにも、言い分はあるが、自己愛が強すぎるのかもね。 傷つけることも好きなのかも。なんか生きてるような気がするし。←要修正。中庸、むずかし〜。5.29
しずかに
モヤモヤを吐き出せば、こころはまた静かになる。
たんたんと自分のやることをやっていけばいいだけのことが、ときどき、いやんなる。（笑） 飽きっぽいのでしょうか。気を取り直して、またやりはじめる。
ダリル・ホールの曲がラジオから流れてきて、からだが軽くなった。「ジョンは入ってません」とDJ TAROさんが補足していた。80年代、なぜか彼らをよく聴いていた。私は、からだを軽くしたかったなぁ、あのころ、存在が重たくて？ 自然に行動するということが無理だった。朝起きて、顔を洗うことにまで意味を求めた。（今でも、そういう感覚が全くゼロになったわけじゃない。体質だ）。
ウタが聴きたいと思ったの、久しぶり。ずっと、鳥や水の音を流していた。洋楽も意味がよくわからないのが、いいのかも。言葉は、ときどき、わずらわしい。
わずらわしいが、こころが静かになると、やっと、あのときのひとの言葉の意味や、自分が口にした言葉の影響や、そんなことが、ひとごとのように思い出されてきて、「しょうがないな」と、こころは、なおさら静かになる。
不満はない。たいして満たされてもいない。死にたくはないが死んでも困らない。そうすると、あるとき、つらいものですね。のんきなの？
不満があって恨みがあって、泣いたり怒ったりして感情がトンガっているときのほうが、不快指数高くていやなんだけれど、役目を果たしているような気がする。何の役目か知らないが。
困ったことだ。どちらを選ぶの？
前者。子供じゃないんだから。もうすこし慣れていかなくちゃ。
慣れながら、かつて、自分のとった衝動的行動を（そんなのばっかなんだけれど）、なんであんな具合になったんだろ、なんて、眺めなおしてみていたり。Myアルバムを、作っていっているだけのことなんでしょか？ パソコンの「カタカナひらがら」キーがもげちゃって、こうしてキーボードを打っているあいだに、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしています。しっかりしなさい。欲するのでなくて。あまり必死になりたくない。続けることが、私には一番難しいことだから、でも、それをやっていかないと。5.16
雲。
パソコンが仕事用になってきて、あかるいことしか書けなくなった。それはある種の、ヤマイかも。
だれの悪口も、だれへの恨みも、書きたくなくなった。それは私、ある意味、しんでるのかも。
明日は母の日。母は自分の役割を果たして立派だったのだと、わかってしまったら、何も書けなくなった。
だれのことも書けなくなった。「詩のお家」、屋根がつかない。身近な人の恥やかなしみをわざわざ印刷する必要があるのだろうか。あぁあ、ただ五月病でありますように・・・
と、まとめるようになってしまった。細部をきちんとみるように・・・
占いのアドバイスみたいになってしまった。ちぇ。
気持ちのことを書くと必ず誰かのことになる。なら好きな思いを書けばいいのに、好きだというと欲する欲を書くことになってしまって、結局自分のことしか書いてないことに、うんざりしてしまう。もう自分のことはいいでしょう、と思う。何度も踏み外して。踏み外して戻れないとか思ったけれど、まだどこへも行けていない気がする。散歩へ出かけたまま、戻ってこない人たちもいるのに。倉尾さんはなんで死んでしまったのだろう。ふしだらな日々に、しんみょうな顔をして病院へ通ったなぁ。親しく優しい顔をして、倉尾さんの手を絶対にとってあげなかった。私は、そういうところがある。つめたいのだなぁ。書いても戻れない。まだここを読んでいるはずの過去の人にも、私は全然よくない人だった。何かを書く資格なんてあるのかな。五月病にしておこう。まだ、それでも、かなしいよ。
大人になったと思っていたけれど、弱虫になってしまったのかな。傷つけることも、億劫になるのは。誰も傷つけたくない。自分を責めたくないからでしょう？ めんどくさいな。
無理だ、傷つけないなんて。無言で殺せることもあるよね。だから何かを喋ってる、やたら。5.13
「詩のおうち」、いつになるやら
虫歯が治しても治しても治らなく、次は足が腫れて膨れて、それから今度は目がまっかっか。…だというのに、今年はなんだか、気分がいい。悪くなったら対処すればいいさ、と。耳に入ってくる身内のニュースも明るいとは言えないが、今までのように必要以上に落ち込まない。
どうしたんだろうなぁ。脳、やばいかなぁと思いながら、日がすぎる。
仕事で旅行というのはこれまでもあったけど、楽しめたことなんかなかった。 最近は、仕事をしているんだか交流しているんだか愉しんでいるんだか人生しているんだかわからない具合です。詩人とのおつきあいは極端に減って、洋服やアクセサリー、アロマ、デザインなどに関わる女性との交流が増えたから、そういう人たちの気風が私を明るくさせてくれているのかもしれない。・・・まぁ、そういうときなんだろう。
「詩のおうち」というのは、詩人の鈴木志郎康さんが、「詩集を作る意義」を尋ねたときに、「詩集は、詩のおうち。おうちを作ってあげないと、詩のいる場所がない」と答えられたのです。誰のためとか、何のためとかではなくて、詩のおうち。私も、作ってあげなくちゃな。既に他人のような過去の言葉が、おいてけぼりだ。4.16
水琴窟
そろそろ、ぺんてかも10年目。
詩って、上へ上へ進むことではないでしょう。
詩に親しむって、むずかしいことなのかな。方向じゃないから。
詩をやるとか、やめるとか、休むとか。私にはわからないよ。
でも、やってると、やりがいがないと、なにやってるかわからなくなるんだろうね。いそがしいし。
ダイレクトメールのチラシに、水琴窟（すいきんくつ）のことが書いてあった。土の中に伏せて埋められた、水がめの上部に１点穴があいており、手を清めた水がそこへ落ちると、「ポーン、ポロロン」って、琴のような音を響かせる。
ポーン、ポロロン。か。
うまいライターだなぁ。サウンドデザイナーの横内陽子さんというのだそうです。
なるほどなぁ。いいなぁ。・・・そういう、届かせる情報（あえて情報という名前のまま）が、現代詩に少ないよね。だったら、水琴窟のチラシを読んでいたいんだ。3.7
人を恋する
雪が融けて曇り空だ。最高気温16、7℃の予定が8℃。
落ち着いてきたのが最近なので今さらながらのことながら、人を恋するという感情が、本当のところはよくわからなかった。今もたいしてわかっていないだろうけれど。
30そこそこまでは、たださみしくて。交わりに餓え。相手を好きなのかセックスしたいのか区別がつかない。ひととこころを通じ合えないことに過敏すぎることの裏返しと、単純に性欲が強かったということ。そうは言ってもくるしかった。くるしい自分のことだけで精一杯だったという思い。自分と通常の社会生活の間にある膜を常に意識していた。それでもやり過ごせる器用さを持っていてしまった。狂いそうだった。だれかに愛されていると実感したかった。そういう自分しか見ていない。恋するという相手への方向性が欠けている。
恋は、遠かった。
で、脳内細胞がいい感じに不活性化してきてみると、自分以外のことに、自分の体を離れた観点からようやく頭がまわりだす。
素敵だと思えるひとを、素敵だなと眺めているだけで、満足するような。これは恋心とは違うのかしら。人間性をめでるみたいな気持ちがなんとなくわかるようになってきた。この人のこういうところがいいなぁと考えているだけで、豊かな心持ちになってくる。
そう思えるひとに、どれだけ出会えるかで、私の人生の幸か不幸かは決まるのではないか。などと、おばかなことを考え出す始末。
実は、相手は男に限らない。最近、女のひとにほれてしまう。若くして立派なひとが多いので。
そして人様のことはわからないが、ようやく適度な稼動ぶりの私の性欲。凍死したわけではないので、ときどき働く。しかし素敵なひとに働く。ジャンルは問わず?!（表出しませんのでご安心を）
人間性にひかれるところがなければ、性は動かされず、さっぱりとさめた態度なのは、これは若い頃から変わらない。男でも女でも、恋しいと感じる人には触れてみたい感覚がおこるでしょう。そうでないひとなら、隣にぴたっと座られるのもいやなのです。自分の中にある潔癖な方位磁石みたいな指針、これは割とすきなものです。
あ、陽がさしてきた。出かけよう。2.7
なにを書いていけるかな。と、書いて、1月は、書かなかった。
しごとでパソコンに向かいすぎていたかもしれない。
パソコンに向かっていていけないことは、どこからも来ない言葉を待ってしまうようなところだ。指示待ちボーヤみたいに。
待つことはたやすすぎて、自信をうしないやすい。つくりだすことはまた面倒で、できあがらせてみてもほかのだれのともちがわないと知らされて、自信をうしないやすい。自信は、実に失われやすいものだなぁ。
失われたって、いいじゃないか。ベッドにごろりとからだを投げ出すと、からだがラクで、そうだよ、別にいいじゃないか、と思う。あたたかかったからかしらん、ここ二日ほど。
そんな1月。某ブログ日録の影響で、このところ夜食に煮込みそば。残り野菜とお肉、お魚、種々冷凍品を、その日の気分で煮たてて温かいそばでいただく。日本そば、うどん、そうめんと麺も変わる。ちょっぴりお味噌を溶かすのが最近の好み。いい年にするんだ。2006.1.31
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